だから今回は、必要最低限の調理器具、調味料を中心にまとめてみたヨ。
みなさんが料理を始めようと思ったきっかけはそれぞれあると思います。
そこで今回は、料理をする上で必要最低限の調理器具、調味料を紹介していきたいと思います。
これさえあれば、基本的な料理であれば大体こなすことができるでしょう。
せっかく買ったのに、大きさや素材を間違えて購入すればアウトです。
どんな点に注意すればいいのか、一つずつ確認していきましょう。
必要不可欠な調理器具10選
これから紹介する物は、料理をする上には欠かせない道具たちです。
もし今料理を始めようと思っているのに手元に無いのならば、必ず近くのスーパーやホームセンター、通販などで手に入れてください。
包丁

包丁には素材や形状が様々あって迷うと思いますが、
ステンレス素材の三徳包丁が初心者の方には絶対にお勧めです。
(家庭料理であれば、ほぼ一生使っていけます。)
ステンレスは錆びにくく手入れが簡単な上、切れ味もしっかりあります。
「三徳」とは、「お肉」、「野菜」、「お魚」の3つのジャンルに満遍なく使えるという意味です。
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三徳包丁とセットであると便利なのが、「ペティナイフ」です。
果物を切ったり、細かな食材をパパッと切るのに適した包丁。
大きい包丁が不安な人にもペティナイフはお勧めです。
まな板

まな板は素材と大きさに注目します。
初心者にお勧めなのは、「プラスチック製」です。
漂白剤での手入れが可能で軽いのもメリット。
そして大きさなのですが、台所のスペースを考慮した上で、初心者の方にこそ可能な限り大きなものを買うことをお勧めします。
理由としては、小さいまな板だと慣れないうちは切った食材をまな板の外に落としまくります!
まな板が軽いと、切った時の反動でまな板が動いて料理になりません!
そのような理由を含め、大きいまな板を買うと長い間快適に使えます。
(すべり止めがついたまな板もありかもしれません。)
フライパン

鍋より先にフライパンを買いましょう。
フライパンがあればあらゆるジャンルの料理ができます。
ただし大きなフライパンがお勧めです。
大きなフライパン一つあれば炒め物、煮物、揚げ物、パスタを茹でることだって可能!
24~26センチの底が深いフライパンが理想です。
実際に見てみると大きく感じるかもしれませんが、
一人暮らしで作る量が少ないとしても必ず持っておいて損はないです。
また、自分の家のキッチンがIHなのかガスなのかも忘れてはなりません。
IHコンロなら、必ず「IH対応」と書かれているものを買います。
ガスならばどんな素材のフライパンでも大丈夫です。
今すぐ小さいフライパンも欲しい方は、18~20センチのフライパンを買ってください。
ちょっとした炒め物だったり、目玉焼きを焼くのにベストなサイズがコレです。
大きいフライパンと小さいフライパンの2つがあれば世界は広がります。
菜箸

菜箸がないと炒め物や揚げ物は熱くてできません。
素材や形状は色々ありますが、菜箸に関しては何でも大丈夫です。
好きなものを選んでください。
ボウル

ボウルは何かを混ぜ合わせたり、泡立てる時に使います。
切った材料を入れておくのにも使ったりします。
最低でも大きいサイズ1つ、小さいサイズ1つ欲しいところ。
素材はプラスチック製がお勧め。
電子レンジでも使えますし、軽いので扱いやすいです。
ザル

水気を切る時に使います。
今は大体ボウルとセットになって売られていることが多いので、
ボウルとセットで買えば大丈夫です。
おたま

素材や形状が様々ありますが、菜箸同様にどれを買ってもかまいません。
最近はおたまの内側に目盛り付きのものがあるので、計量も兼ねたい方はそういったものを買うのもいいかもしれませんね。
大さじ、小さじ

レシピを見て料理する場合、必ず必要になります。
こちらもどれを買ってもらってもかまいません。
(ちなみに大さじ=15cc、小さじ=5ccです。)
計量カップ

液体500ccまで計量できるサイズがあれば、ずっと困らないでしょう。
素材買うならプラスチック製が無難だと思います。
また、液体以外にも最近はお米や薄力粉、片栗粉などの粉類の重さも計れるものがあります。
キッチンスケールなどの重さ(g)を計るものが手元になければ、多機能計量カップを買うのがお勧めです。
ピーラー

野菜や果物の皮を剥くのに用います。
ピーラーは正直安いものは使いにくく、ストレスが溜まりやすいです。
ステンレス製で100均以外のものを買いましょう。
必要不可欠な調味料17選
これから紹介する物は、料理の中で特に出番が多い調味料たちです。
とりあえず揃えておけば、あとは食材さえあれば何かしらの料理はすぐに可能!
砂糖

砂糖は多く種類がありますが、「上白糖」と書かれたものを買えば間違いないです。
レシピで「黒糖」、「グラニュー糖」など特別に書かれていなければ全て「上白糖」を用います。
また、日常的な料理であれば「黒糖」、「グラニュー糖」と書かれていても「上白糖」を代用して実は問題ありません。
塩

実は塩は料理で一度に大量に使うことがありません。
ですので、どんな種類でも構わないので少量あれば大丈夫でしょう。
胡椒

テーブルサイズの粉末胡椒があればいいでしょう。
料理に風味とアクセントを加えます。
粗挽きブラックペッパーも合わせて買うと、料理に更にピリッとしたアクセントを加えることができます。
焼いたお肉やパスタなんかを作る時に使います。
醤油

醤油は様々な種類がありますが、これは間違えると大変なことになります。
必ずラベルに「濃口醤油」(または、甘口・うまくち)と書かれたものを買ってください。
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煮物やお吸い物などに挑戦したい方は、「濃口醤油」と合わせて「薄口(淡口)醤油」を買ってください。
(レシピに単に「醤油」と書かれている場合は、「濃口醤油」を使えば問題ありません。)
みりん

「本みりん」と「みりん風調味料」があり、「みりん風調味料」の方が安く買うことができます。
初心者の方の場合は、まずは「みりん風調味料」で問題ないでしょう。
(本みりんは、アルコール度数が高い)
みりんは料理を上品な味に仕上げ、照りやツヤを良くする効果があります。
更には食材の嫌な臭いを抑え、食材への味の染み込みを早く浸透させる凄いやつです。
これらの効果が著しいのが「本みりん」ですが、家庭料理の範囲内であれば「みりん風調味料」で何ら問題ありません。
料理酒

「料理酒」と書かれているものなら何でもかまいません。
安いのをまずは買ってみてください。
お酒の効果は、臭い消しや煮崩れの防止です。
みりんの効果と重なる部分がありますが、みりんはみりん自体に甘味がある一方、料理酒には塩やアミノ酸が含まれており、料理に用いることで初めてその効果を発揮します。
酢

酢にもたくさん種類があります。
初心者の方は、「穀物酢」と書かれたものがあれば間違いないでしょう。
特別何かレシピに記載がない限りは、「穀物酢」でかまいません。
和食の酢の物やお寿司を作りたい場合、「米酢」が一番合います。
ただ、「穀物酢」を代用しても大きく味が変わることはありませんのでご安心ください。
逆を正せば、和食をメインに作ることが多そうであれば、
「米酢」をメインに使っても特段問題はないということです。
つまりは最終的には好みの話ということです。
みそ

みそは地域ごとに特色がある為、料理初心者の方にどれがお勧めかは一概に言えません。
料理マニアの方だと、冷蔵庫に複数の種類のみそがあるものです。
味噌汁、豚汁などを作ることを想定しているのならば、
「合わせ味噌」、「出汁入り味噌」と書かれているものもお勧めです。
もちろん他の料理に使っても問題ありません。
更にオイシー料理を作りたいという方は、コクがある味噌は「濃いめの大豆みそ」、甘味と塩味のバランスが良いのが「白みそ(米みそ)」と、頭の片隅に入れておくといいかもしれません。
(これも一概には言えませんが……)
サラダ油

油にも色々種類がありますが、基本的に「サラダ油」、「菜種油」、「キャノーラ油」のいずれかを買えば問題ありません。
炒め物や揚げ物に適しています。
「ごま油」と「オリーブオイル」があれば、料理の幅は格段に広がります。
油自体に特徴的な香りがあるので、料理に違った風味をプラスします。
ケチャップ、マヨネーズ

どんな種類のものを買っても構いません。
案外ケチャップ、マヨネーズを使う料理は多いです。
小麦粉

小麦粉には、「薄力粉・中力粉・強力粉」があり、通常料理で用いる場合は「薄力粉」を使います。
(中力粉や強力粉は、パンや麺を作るときなどに用います)
「薄力粉」と表記があれば、どれを買っても構いません。
片栗粉

どんな種類のものを買っても構いません。
和風だしの素、中華だしの素、鶏ガラスープの素、コンソメの素

レシピに「出汁」と書かれていることが多いですが、そのような場合は「和風だしの素」を薄めて作ります。
同様に「中華だし」、「鶏ガラスープ」、「コンソメ」と書かれている場合は、「中華だしの素」、「鶏ガラスープの素」、「コンソメの素」を使ってください。
色んな形状のだしの素が存在しますが、「顆粒タイプ」が分量を調整できるのでお勧めです。
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まとめ
料理初心者の方は、ここまでに紹介した調理器具、調味料があれば、一通りの料理であれば作ることは可能だと思います。
ただ、レシピなんかを見て料理していると、間違いなく他にも必要な調理道具だったり、聞いたこともないような調味料が現れるかもしれません。
そんな時は、都度近くのホームセンターやスーパーで買ってください。
ある程度料理に慣れた頃ならば、どんな点に注目して買えばいいのか粗方の見当ができるようになっていると思います。
料理は楽しいです。
ぜひみなさんも楽しく料理し、オイシーとハッピーで溢れる生活を実現してください!
↓更に料理に詳しくなりたい方へ
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