毎週月曜日の朝9時に更新予定だヨ。

【レシピ】葛粉を使って簡単本格!板前の胡麻豆腐

キンクマ
胡麻の風味ってオイシーよネ。

 

実はとっても簡単に作れます

 

今回は、「胡麻豆腐」を作ってみようと思います!

胡麻豆腐ってあの独特な食感と深い味わいが最高ですよね。
昔中国の禅僧が日本で広めた料理で、つまりは精進料理として日本に浸透しました。
でも今日では和食の料理屋なんかで、オイシー胡麻豆腐を食べることが出来ます。

そんな胡麻豆腐なのですが、驚くほど簡単にお家でも作れます。
必要な物は、「練りごま」、「吉野葛」

練りごまは、ペースト状になった胡麻です。
スーパーなんかではチューブに入ったものをよく見かけます。
和え物はもちろん、隠し味なんかにも重宝しますよ!

 

吉野葛は、くずきりや葛餅に使われる怪しい白い粉です。
「クズ」という植物の根っこが原料となっています。
こちらもスーパーで買えますが、少しお高い。

あまり普段使うことがない食材をふんだんに使いますが、
料理自体はとってもシンプルなのでご安心を!

 

 

お料理開始 Let’s Cooking!!

 

練りごまと吉野葛です。

ちなみに本格的に作ろうと思ったら、胡麻をする所から始めます。
でも圧倒的に練りごまを使う方が簡単で、料理屋さんなんかでも今は練りごまを使っている所の方が多い気がします。
(練りごまの風味はとっても良いもんネ~)

 

 

吉野葛を出汁で溶かします。
適当な出汁を用意してください!

もちろん市販の出汁を水で薄めたものでかまいません。

 

キンクマ
出汁はお好みのもので構わないヨ。

 

\キンクマ色だよ/

 

 

しっかり混ぜて溶かします。
吉野葛が溶けたら練りごまも入れ、更に混ぜます。

 

 

そして、濾したものを鍋の中へ!
(ピントがズレズレ星人)

最初は中~強火でまぜまぜし、沸いてきたら火は弱火!
ひたすら焦げないように全体をまぜまぜ。
ゆっくり水分を飛ばしていきます。

 

キンクマ
弱火で気長な作業だヨ。

 

 

また、鍋のふちに付いたものが焦げてしまいますので、
時折濡らしたゴムベラで鍋のふちを綺麗にしながらの作業になります。

 

キンクマ
鍋肌を焦がさないよう注意だヨ。

 

 

仕事なんかでは、クソデカイ鍋で3、40分まぜまぜしていました。
きつくて普通に腕がパンパンになります。

最初は液体ですが、段々ととろみが付いてきます。
とろみの付き始めに手を休めると、ダマが出来てしまいます。
だからこの瞬間からスーパーまぜまぜタイムが始まるのです。

とろみの付き始めに、薄口醤油、酒、塩を少し入れます。)

全体にとろみが付いたら、混ぜる際の抵抗は更に増えます。
それでも手を休めず、焦げないようにまぜまぜ!
水分が飛び、量が半分ぐらいになった所でようやく終了。
その頃には、胡麻豆腐が鍋肌から離れるようになっていると思います。

今回、量が少なくてもやはり20分近くはかかった気がします。
混ぜるのは大変ですが、作業自体はとってもシンプルですよね。

 

キンクマ
胡麻豆腐作りは筋トレだネ。

 

\前腕筋に効くぜ/

 

 

熱いうちにすぐ流し缶に入れ、粗熱をとって冷やし固めます。
表面が乾燥しないよう、必ずラップはしてください。

(流し缶がない方は、ラップを使って茶巾絞りにすれば大丈夫ですヨ。)

また、冷やし過ぎると固くなり過ぎて食感が悪くなります。
だから本当にオイシー胡麻豆腐を食べたいのならば、
食べる1時間前ぐらいに、食べる分だけ取って冷蔵庫で冷やすのがいいかもしれません。

 

キンクマ
胡麻豆腐は基本的に常温保存だヨ。

 

 

完成 It’s ready to eat!!

 

わさびを乗せていただきます!

やっぱり手作りの胡麻豆腐は香りが凄い。
市販のものでは、この香りは中々味わえませんね。
手作りした人だけの特権です♪

ちなみに胡麻豆腐にかける割り醤油は、出汁、薄口醤油、みりんを混ぜただけのものを用いました。
ポン酢なんかでも合いますし、お好みのものをかけてください!

 

キンクマ
柔らかくてカロリーを感じないネ。
キンクマの奥さん
現実と向き合わんかね。

レシピ

<材料>4人分

吉野葛・・・・・・・50g
練りごま・・・・・・75g
出汁・・・・・・・・720cc

(A)薄口醤油・・・・・・小さじ1/4
(A)酒・・・・・・・・・小さじ1/4
(A)塩・・・・・・・・・小さじ1/4

割り醤油
(B)出汁・・・・・・・・90cc
(B)薄口醤油・・・・・・大さじ3
(B)みりん・・・・・・・大さじ2

わさび・・・・・・・お好みで


下準備など

  • 腕が疲れるので筋肉痛覚悟で挑む。

 

手順

1,ボウルに吉野葛を入れ、出汁を少しずつ入れ混ぜ溶かす。
2,(1)に練りごまも加え、さらに混ぜる。
3,(2)を直接鍋に濾す。
4,火にかけ、沸いたら弱火にする。
5,若干とろみが付き始めたら(B)を加え、更に練る。(手を休めない)
6,20分ほど練って、胡麻豆腐が鍋肌から離れるようになったら流し缶に入れ、すぐに冷水で冷やす。
7,粗熱が取れたらそのまま冷水で固めるか、冷蔵庫で冷やし固める。(出来る限り冷蔵庫には入れない)
8,食べる分だけ器に盛り付け、割り醤油をかけ、お好みでわさびを乗せて食べる。

 

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