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【ジビエ料理屋べんけい】本物のジビエ料理をたらふく味わえる!遠賀郡岡垣町の山中にある名店へ行ってみた

キンクマ
ジビエ料理好きな人は絶対に行こう!

 

「ジビエ」とは、一般的に狩猟によって入手された野生の動物(主に鳥類や哺乳類)の肉を指します。
その肉は、風味豊かで独特の味わいがあることに加え、低脂肪、高タンパク質と栄養面でも優秀であることから、近年では日本において、ジビエブームが着実に進行しているのです。

ただし、ジビエは市場に出回ることが少なく、まだまだ日本の家庭の食卓に並ぶことは稀だと言えるでしょう。

だからこそ、地元に「ジビエ料理専門店」の存在があることは大きいのです。
今回、僕が住む北九州のお隣の遠賀郡岡垣町にある「ジビエ料理屋べんけい」さんをご紹介します。

こちらでは、店主さん自らが獲物を獲り、処理・加工までをご自身の手でされた鮮度抜群のジビエをたらふく堪能できます。
ジビエが大好きな方はもちろん、少しでもジビエに興味がある初心者の方にもぜひ足を運んでいただきたいです。

 

本物のジビエ料理が食べられる名店!「ジビエ料理屋べんけい」

 

僕たち夫婦は、ジビエ料理が大好きです。

特に奥さんは、ここ最近「アナグマ食べたい」と、口癖のように言っていました。
そこで僕は、奥さんの誕生日祝いのディナーとして、本格ジビエ料理に定評がある「ジビエ料理屋べんけい」さんを予約したのです。

こちらのお店は、完全予約制
コース内容は、時期によって様々です(焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きetc.)。
特に希望がなければ、内容は店主さんのご提案にお任せするのが最善だと思います。

さらに、飲み物は持ち込み自由!
悪酔いしない範囲で、お好きなお酒を持ち込みましょう!

 

ジビエ料理屋べんけい 詳細

定休日:不定休
営業時間:完全予約制
TEL:080-5602-8070
アクセス:国道495線から成田山不動寺方面
リンク :食べログ/公式インスタ
住所  :福岡県遠賀郡岡垣町内浦717−3

 

店主さんの実際の狩猟の様子

 

店主の永山律雄さんが、実際に山でイノシシを狩猟されている様子です。
必死に抵抗するイノシシを見ていると、命のありがたみを感じますね。

ただの害獣駆除に終わらず、その命を美味しく食べるという営みは大切なことだと思います。

 

ジビエ焼肉コース(一人3,000円)を満喫する!

 

お店を目指して!

国道495号線を芦屋から宗像方面へと進み、途中、成田山不動寺がある山道に入って3、4分進みます。

今日僕たちは、山に住むイノシシさんやシカさんを食べに来たのです。
今にも彼らが飛び出して来そうな景色ではありませんか。

 

 

間もなく自然の中にひっそり佇むお店が見えてきました。
「ジビエ料理屋べんけい」

これぞ噂の……!

 

キンクマ
車はお店の前の空きスペースに停めよう!

 

 

「今月の盗伐数」と「報奨金」……!

「ハムスター」の項目が無いので一安心です。

 

キンクマ
狩られたらどうしようかと思ったヨ。

 

 

いざ、入店!

恐らく古家を改装したのでしょうか?
まるで実家のような安心感があります。

店主の永山律雄さんは、石垣島出身の方です。
「もしかして沖縄の方ですか?」と、尋ねられました。

とても気さくな方でした。
だけど、残念ながら僕は、北九州生まれの北九州育ちです!
沖縄生まれじゃないんです(笑)

 

 

ボリューミーな前菜の登場

さあ、早速料理が運ばれてきました!

イノシシのサラミやハム、ミートローフ、コーンビーフ(イノシシ)です
イノシシだと分かっていても、「本当にイノシシなの!?」と思う程に嫌な臭みはありません。

どれも塩味と旨味のバランスが絶妙で、いきなり箸が止まりません。
ポツンと盛られたポテトサラダの上にかかるイチジクソースも絶品で、店主さんの料理の実力の高さを思い知らされます。

 

キンクマ
写真は二人前だヨ。

 

 

イノシシのチョリソソーセージです。
程よい辛みで、噛むと口の中いっぱいに肉汁が広がります。

久しぶりにソーセージらしいソーセージを食べました!

そう言えば、写真の端っこに映っているイノシシの置物は、店主さんのご好意です(笑)

 

 

スパイスの効いたウリボウの唐揚げです。
スペアリブですね。

これまた旨味が強いんですよ。
奥さんと二人で夢中でしゃぶりつきました。

 

 

イノシシの汁です。
優しい味の中に、確かにイノシシの脂が溶け込んでいます。

どのような臭み処理をしているのか店主さんに聞いたところ、なんと臭み処理はしていないとのこと。
なんと長年の経験で、臭いイノシシと臭みのないイノシシが分かるそうです。

だから、この汁に使われているのは、元から臭みがないイノシシさん!
臭みが強そうな子は、ソーセージやハムに加工されるそうです。

 

 

ついに登場!メインの焼肉!

今日のメインは、みんな大好き焼肉!
驚くことに、ここまでは全部前菜だったのです!

左奥がアナグマ、右奥がシカ、手前2つがイノシシです。

本当はこの時期(6月)、アナグマ肉は美味しくないとのことですが、アナグマファンの奥さんがどうしてもアナグマを食べたかったそうで、無理言って用意していただきました。
しかし、とんでもない量ですね。
これが2人前ですか!

 

 

主に店主さんの畑で採れた野菜と地元の野菜です。
どれも本当に綺麗ですね。

 

 

先ずは、イノシシから焼くことでたっぷり脂を出してもらいます。
そして、その脂を野菜がたっぷり吸い上げる!

これぞ店主さんもお勧めする最強の食べ方です!

実際、美味し過ぎて奥さんと二人で絶叫しました。

もちろん、お肉の方も絶品でしたよ。
イノシシは脂が旨く、シカはジューシーなまるで牛ヒレ肉です。
この時期不評のアナグマさんも、独特な後味はありましたが、とても良い味でした(奥さん曰く、ラム肉に似ている)。
これからもっと美味くなるようなので、またそのタイミングで行かなければなりませんね。

 

 

食後はメロン!
これまでの人生で食べたメロンの中で一番美味しく感じましたね。
これも地元の露店で購入されたそう。

あ~、本当に満足しました。
これだけ食べて、一人3,000円!
しかも飲み物は持ち込みオッケー!

僕なんか、写真にはありませんが大盛り白米2杯も食べたのに……。

 

 

ごちそうさまでした!

 

イノシシさんもシカさんも、そして、アナグマさんも、全てがサイコーに美味しかったです。
僕たちが日頃食べている牛さんや豚さんとは、明らかに違う食感や風味。
とても力強い味でした。

これまでも様々なところでジビエを食べてきましたが、今回、改めてジビエの底力と可能性を感じさせてくれました。
それは、常に命と向き合っている店主さん自身が、動物を処理・加工しているからこそ、極上のジビエ料理に仕上がっているのだと思います。

「ジビエ料理屋べんけい」さんは、温かみ溢れるお店です。
ぜひジビエに興味がある方は、足を運んでみてくださいね。

 

ジビエ料理屋べんけい 詳細

定休日:不定休
営業時間:完全予約制
TEL:080-5602-8070
アクセス:国道495線から成田山不動寺方面
リンク :食べログ/公式インスタ
住所  :福岡県遠賀郡岡垣町内浦717−3

 

キンクマ
完全予約制だから気を付けてネ。
キンクマの奥さん
季節ごとに行きたいかもしれん。

 

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