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【レシピ】定番の副菜!「ほうれん草のごま和え」の世界一丁寧な作り方を解説!

キンクマ
和食の定番副菜をマスターしよう!

 

「ほうれん草のごま和え」のプロの作り方をご紹介!

今回は、和食の副菜の定番でもある「ほうれん草のごま和え」を作ってみようと思います!

きっと誰もが一度は作るであろう家庭料理ですよね。

「ほうれん草のごま和えなんて、どれも作り方は一緒じゃないの?」と、思われる方もおられるかもしれません。
しかし、基本的な料理だからこそ、実は奥が深く、案外見逃しているポイントが多いのです。
この記事では、「ほうれん草の胡麻和え」を超丁寧に作っていきます。

簡単に真似できるポイントも沢山あると思うので、ぜひ今夜実践してみてください!

 

今回のポイントや見どころ
・ほうれん草の食感を残す茹で方を知ろう!
・味をぼやけさせないテクニックを知ろう!

 

お料理開始 Let’s Cooking!!

 

ほうれん草の掃除と下処理

先ずは、ほうれん草の下処理から始めていきましょう。

始めに、ほうれん草全体をサッと流水で洗います。
それから茎の部分を「こんにちは」と捲ってください。

ここに汚れがあることが多いので、流水にさらしながら爪楊枝で丁寧に掃除します。

 

ほうれん草の掃除が終わったら、根元の部分を少しだけ落としてください

たまに大きく切り落とす人もおられますが、ほうれん草は根元の部分こそ食感があってオイシーです。
根元を落としたら、その落とした部分に十字に切れ込みを入れてください(写真参考)。

切れ込みを入れることで、湯通しする時間を減らします。
湯通しし過ぎたらシャキシャキ食感が損なわれてしまうので、湯通しの時間を減らすことこそが大切です。

 

 

ほうれん草を茹でる~冷水に落とす

ほうれん草の湯通しは、たっぷりのお湯で行います。

ほうれん草には、「シュウ酸」と呼ばれるアクの成分が多く含まれているため、湯通しは絶対に必要な作業です。

しかし、湯通しすることはメリットばかりではありません。
湯通しすることで、ほうれん草本来のシャキシャキ食感も損なわれますし、鮮やかな緑もなくなってしまいます。

そこで大切なポイントが3つあります。

1つ目が、当然ながら茹でる時間です。
茹で過ぎは厳禁。
必ず根元の方から湯にしゃぶしゃぶして、時間差でその後全体を茹でます。
茹で時間に関しては、大きさや量によって違うので一概には言えませんが、根元だけで約30秒、全体を入れて約30秒です(好みによっては、さらに茹で時間は少な目にしても構いません)。
また、茹でにくい場合はほうれん草を輪ゴムで束ねてください。
今回は量が少ないので束ねていません。

2つ目が、必ず塩を加えて茹でることです。
塩を入れることで、ほうれん草の鮮やかな緑が落ちにくくなります
また、僅かな塩味が料理の味を引き立てます。
(水1Lに対し、塩大さじ1強)

3つ目が、湯通ししたら、すぐに冷水に浸けることです。
単に湯通ししたほうれん草をザルに上げるだけでは、余熱で必要以上にほうれん草が柔らかくなってしまいます。
また、ほうれん草の緑も一番鮮やかな状態がキープされます。
試したことがない人は、ぜひお試しください。
仕上がりが全然変わります。

 

 

水気を切る

完全に冷やし切ったほうれん草の水気を切ります。
どんなやり方でも構いませんが、手などを使って優しく全体を絞ってください。
その後、ペーパーなどで包みます。

僕は、「巻きす」で包んで絞りました。
とってもやりやすいです。

 

 

ほうれん草に一工夫

水気がしっかり切れたら、ほうれん草を適当なサイズに切り分けます。

ここで、ほうれん草のごま和えをワンランク上の味にするコツがあります。
あらかじめ液体白出汁を全体に塗し、しっかり馴染ませてください。

この工程があることで、ごま和えの味がぼやけず、驚くほど味がまとまります。
液体白出汁がなければ、出汁醤油、麺つゆなどでもかまいません。

 

 

すりごまを作る

ごまの準備です。

ごまは、白ごまを炒ったものをすり潰します。

香りがしっかり立つまで、フライパンの上でわしゃわしゃしてください。
それから、すり鉢の中で頑張ってすります。

ここは、面倒なら最初から市販のすりごまを使ってください。

 

 

味付け

味付けは、濃口醤油、砂糖、塩です。
すりごまとしっかり混ぜておきましょう。

 

 

和える

最後に、ほうれん草、味付けしたすりごまをしっかり混ぜ合わせたら完成!

 

完成 It’s ready to eat!!

 

ごまの香りがしっかりと漂っていますね。
それでは早速食べてみましょう!

モグモグモグ……

 

うん、これは良い味です!
ほうれん草の食感もシャキシャキでベストですし、ごまの香ばしさもたまりません。
そして何といっても、白出汁の効果もあり、しっかり味にまとまりがあります。

定番の和食副菜である「ほうれん草のごま和え」ですが、奥が深い料理ですね。
ぜひみなさんも、この記事を参考にワンランク上の仕上がりを目指してチャレンジしてみてください!

 

キンクマ
健康にも良い料理だから沢山白米を食べようかネ。
キンクマの奥さん
その白米の量は不健康極まりないと思わんかね?

レシピ Recipe!!

<材料>2人分

ほうれん草・・・・・1束

水・・・・・・・・・適量(ほうれん草を茹でる際の水)
塩・・・・・・・・・1~2%(水1Lに対し、大さじ1強が目安)

白ごま・・・・・・・大さじ4~

白出汁・・・・・・・大さじ1/2

(A)濃口醤油・・・・・・大さじ1/2
(A)砂糖・・・・・・・・小さじ1~
(A)塩・・・・・・・・・少々


下準備など

  • 手順(7)、(8)が面倒なら、最初から市販のすりごまを使用して大丈夫です。

 

手順

1,ほうれん草全体をサッと流水で洗い、茎の間を爪楊枝を使って掃除する。
2,根っこを落とし、根元に十字の切れ込みを入れる。
3,鍋に湯を沸かし塩を入れ、(2)を根元のみを入れ30秒、全体を入れてさらに30秒茹でる。
4,(3)をザルに上げ、すぐに冷水に落とす。
5,(4)の水気をしっかり切り、一口大に切る。
6,(5)と白出汁を和える。
7,ごまをフライパンで香ばしい香りが立つまで炒る。
8,(7)をすり鉢でする。
9,(8)と(A)を合わせる。
10,(6)と(9)を和える。

 

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