長~いお魚が売られていました
「今日のご飯は何にしようカナー」って悩んでいたら、いつも行っているお魚屋さんに見慣れない姿が!
なんと知る人ぞ知る高級魚「ヤガラ」先生ではございませんか……!
なんと4匹で198円!
お買い得ダネー!
今日の晩御飯は即決まりました。
ヤガラについて少し補足
ヤガラはご覧の通りなが~いお魚さんです。
アカヤガラとアオヤガラの2種類が日本では獲れ、このアカヤガラがオイシーと言われているのですね。
細長~い口を使い、岩の隙間にいる小魚やカニさん達を捕食します。
また、ウロコがありません。
粘液で覆われています。
不思議ダネー。
お料理開始 Let’s Cooking!!
初めて捌くので苦戦しました。
だってまな板に乗らないんですもん。
(冷蔵庫にも入らなかった!)
とりあえずお腹を破いてみました。
太めの腸がまっすぐびよ~んと入っておりまして、他の内臓はエラのすぐ下に固まっています。
中を綺麗に洗いました。
腸の周りには脂肪が沢山付いていて、デブだなと思いました。
(包丁を入れた感触はマゴチのよう。しっかりした身です)
水気もしっかり取って、どう料理しようか迷いました。
先ずは塩焼きを作ろう!
ぶつ切りです!
(尻尾の一部が触手のように異常に長い)
コイツをオーブンで焼く!
(塩を振りました)
次に刺身!
頭を落とします。
歩留まりの悪いお魚さんですね。
お魚全体に対しての可食部の割合のこと。歩留まりの高いお魚さんほど沢山お刺身が引ける感じです。
三枚おろしにしました。
あとは皮を引いて切るだけ!
完成 It’s ready to eat!!
ヤガラの潮汁も作りました。
それにしても凄い絵面ですね。
味の感想ですが、刺身が超絶品!
高級白身魚です!
身がしっかり締まっているので食感が良く、ちゃんと旨味もあります。
大胆に分厚く切っても良いでしょう。
それに皮を引いた時、サヨリのようにギンギラギンがさりげなく残るのもポイントが高い!
レシピ
ヤガラの潮汁
<材料>2人分
ヤガラ・・・・・・・・・1匹(ぶつ切り)
(A)水・・・・・・・・・・・500cc
(A)昆布・・・・・・・・・・4~5センチ角
(A)酒・・・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・適量
刻みネギ・・・・・・・・お好みで
柚子皮・・・・・・・・・お好みで
1.ぶつ切りにしたヤガラ全体に塩を振り、30分置く。
2.(1)に70~80℃のお湯を回しかけ、流水の中で表面の汚れや血合いを取る。
3.鍋に(2)と(A)を入れ、弱火より若干強いぐらいの火加減で水を沸かしていく。
4.沸騰直前で昆布を取り出し、アクを丁寧に取り除く。
5.弱火に落とし、スープの濁りがある程度消えるまで火にかける。
6.味を見て、塩を適量足して完成。
お手数ですが、
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