ホヤホヤ~♪
不思議な海の生き物、ホヤ
今回は、「ホヤ」を捌いて食べてみようと思います!
ホヤはその特徴的な見た目から、「海のパイナップル」と呼ばれています。
生産地としては宮城県が圧倒的に有名です。
さて、このホヤなのですが、
よく貝の仲間と勘違いされているんです。
実はホヤ、貝の仲間よりも生物学的にはなんと人間に近しい存在なのです!
(ハムスターにも近い)
実はホヤは子どもの頃、
オタマジャクシみたいな姿で海の中を泳いでいて、
住むのに良さそうな場所を見つけたらそこにくっ付き、
この見事なパイナップルボディへと変わっていくらしいのです。
不思議ダネー。
お料理開始 Let’s Cooking!!
まず表面をしっかり洗います。
そして、頭に2か所突起物があるんですよね。
それぞれの突起物には穴があり、
なんと「+」と「-」の形をしています。
(「+」になっているの分かりますか?)
こっちは分かりにくいですが、「-」です。
「-」が縦向きになっています。
そして突起物の穴の形を確認したら、
「+」の方の先っぽを切り落とします。
すると中から大量の液体があふれ出てきます!
これは海水だったりホヤの体液なのですが、「ホヤ水」と呼ばれています。
独特な香りがし、好きな人はこれをごくごく飲むらしいです。
(流石に僕も怖気づきました!!!!!)
出汁にも使えるので、好きな人はとっておいてください。
続いて、「-」の方の突起物を切除。
そちらからは、フンや汚れが出ます!
汚いのでこれは捨てます!!!!!
(最初に綺麗なホヤ水を確保する為にも、必ず「+」→「-」の順で突起物は切り落としましょう。)
根本を落とします。
開きます。
中の黄色い部分が可食部です。
殻から簡単に手で取り外せます。
中を開きます。
黒い部分は内臓だったり、基本的に食べられない部分なのでそぎ落とします。
綺麗に掃除しましょう。
また、「-」の突起物が繋がっている辺りも汚れていることが多いので落としてください。
相当水分が出ました。
料理した後のお掃除が大変だったネー。
ホヤを真水で洗うことは厳禁です!
刺身にする場合、先ほどのホヤ水でしゃぶしゃぶ洗ってください。
さあ、あとは切って盛り付けるだけ!
完成 It’s ready to eat!!
お刺身と天ぷらにしました!
ホヤの独特な香りが最高ですね。
「ホヤ食べてる~!」って気分をしっかり味わえます!!!!!
食感はコリッコリ。
まるでホルモン!
あと、天ぷらも最高でしたよ。
もしかしたら天ぷらの方が好きって方も多いかもしれません。
また、ホヤは当たりはずれが多いようなので、
出来る限り新鮮なものを食べてみてくださいね。
(触ってパンパンなものを選ぶといいヨ。)