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【レシピ】超絶品!シチリア名物のライスコロッケ「アランチーニ」

キンクマ
もっと日本でも流行らないカナ。

 

イタリア料理の代表格「アランチーニ」

 

「アランチーニ」は、主にシチリアやナポリの名物である「ライスコロッケ」です。
アランチーニとは「小さなオレンジ」を意味し、その見た目からこの名前が付けられています。

どんな料理かを詳しく説明しますと、リゾットをおにぎりにして、パン粉を付けてカリッと揚げたものになります。
リゾットはお好みのもので構いませんし、リゾットの中にはモッツァレラチーズやグリーンピースなど、様々な具材が詰め込まれます。
地域性があって基本的に自由な料理だからこそ、自分好みにアレンジ可能な楽しい料理と言えるでしょう。

今回はチキンブイヨンで炊いたリゾットにミートソースを混ぜ、中にはモッツァレラチーズを入れてみました。
この記事を参考に、ぜひあなただけのアランチーニにチャレンジしてみてください。

 

今回のポイントや見どころ
・基本のミートソースの作り方を知ろう!
・リゾットの作り方を知ろう!

 

お料理開始 Let’s Cooking!!

 

ミートソースを作る

先ずは、ミートソースを作っていきます。
アランチーニは手間がかかりますので、面倒なら市販のミートソースを使いましょう。

もしくは、ミートソースが余った時に作るのもいいですね。

オリーブオイルを引いたフライパンに、にんにくのみじん切りを入れ、弱火で香りを出していきます。

 

キンクマ
弱火が鉄則だヨ。

 

 

香りが立ったら、玉ねぎを炒めていきます。
玉ねぎの辛さが消えたら、人参も入れてください。

 

 

合挽肉を入れ、ほぐしながら炒めていきます。
を全体に振り掛けてください。

 

 

赤ワインを入れて、じっくり煮込みます。

 

 

1/3ぐらいまで煮込んだら、ここでトマト缶を入れます。
同様にしっかり煮込んでいきましょう。

 

 

塩、はちみつで味を整えたらミートソースの完成です!

 

 

リゾットを作る

続いて、リゾットを作っていきます。

先ずは、チキンブイヨン(鶏ガラスープの素でいいです)を小鍋で作って沸かしてください。
白ワイン、ローリエの葉もあれば入れましょう。

ちなみにリゾットにおいて、お米の温度を下げることは厳禁なので、必ずこの鍋は熱々をキープする必要があります。
リゾットが完成するまでは、弱火にかけておいてください。

 

キンクマ
気持ち薄めの方がリゾットは美味しく仕上がるヨ。

 

 

生米を洗わずにオリーブオイルで炒めます。
洗ってしまうと粘りが出るので、必ず油でコーティングするのがポイントです。

 

キンクマ
米が割れないようにサッと炒めようネ。

 

 

お米が薄っすら透明になったら、先ほどのブイヨンを入れ、弱火で約20分炊いていきます。
ブイヨンは、お米がひたひたに隠れる量が理想です。

これ以上ブイヨンの量が多いと、お米同士が対流に乗ってぶつかり、粘りの元になります。

さて、ブイヨンが少なくなってきたら、都度足していきます。
その際も同様に少しずつ加えることを忘れないでください。
そして、時々ヘラを使って底から優しく混ぜましょう。
混ぜ過ぎは厳禁ですが、焦げないようにする為と、炊きムラをなくす為です。

 

 

時々味を見てアルデンテに仕上がっていたら、強火にして一気に水分を飛ばします。
そして火を止めたら、先ほどのミートソース、バター、塩、ブラックペッパーを入れて全体を混ぜます。
余熱だけでしっかり馴染むはずです。

 

 

もうこれだけでオイシーのですが、これを一旦バットに広げて冷まします。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしましょう。

 

キンクマ
ちょっと味見し過ぎたかもしれないネ。

 

 

パン粉は細かく

アランチーニのパン粉は、細かい方がいいと思います。
フードプロセッサーで細かくするか、ビニル袋に入れて叩きましょう。

 

 

成形する

それでは、いよいよ成形していきます。
今回1個当たりの大きさは、先ほどのバットに広げたリゾットを12等分したものです。

中心には、刻んだモッツァレラチーズを入れます。
これを囲むように真ん丸おにぎりを作ってください。

 

 

あとは、バッター液にくぐらせてパン粉を付けます。
(薄力粉→卵→パン粉の順に衣を付けても大丈夫)
中身が漏れないように、しっかりパン粉は付けましょう。

余談ですが、アランチーニの成形はとっても簡単です。
冷やしたリゾットは、思いのほかまとまってくれます。

 

 

揚げる

160℃の油で揚げます。
揚げ色を均等にするために、常に転がしておきましょう。

 

完成 It’s ready to eat!!

 

可愛らしい見た目をしています。
それでは早速食べてみましょう!

モグモグモグ……

 

実は味見の段階で分かっていたことなんですけど、中のリゾットが美味し過ぎる!
これにカリッカリの衣とモッツァレラチーズが加わったアランチーニは、正に極上!
確かに手間はかかる料理かもしれませんが、それに見合った美味しさです。

ぜひみなさんにもお時間があれば作っていただきたいなと思いました。
きっと感動すること間違いなしです。

 

 

キンクマ
白米も食べたくなってしまったヨ。
キンクマの奥さん
それはデブの極みよ。

レシピ Recipe!!

<材料>4人分(12個ぐらい)

米・・・・・・・・・・・1合
オリーブオイル・・・・・大さじ2
(A)チキンブイヨン・・・・・600cc
(A)白ワイン・・・・・・・・大さじ3
(A)ローリエ・・・・・・・・2枚

合挽肉・・・・・・・・・200g
玉ねぎ・・・・・・・・・中1/2玉(みじん切り)
人参・・・・・・・・・・30g(みじん切り)
にんにく・・・・・・・・1かけ(みじん切り)
赤ワイン・・・・・・・・100cc
トマト缶・・・・・・・・200g
塩・・・・・・・・・・・適量
はちみつ・・・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・大さじ1

(B)バター・・・・・・・・・30g
(B)塩・・・・・・・・・・・適量
(B)B.P・・・・・・・・・・・適量
(B)パルメザンチーズ・・・・大さじ1強
(B)モッツァレラチーズ・・・60g(小さく刻む)

パン粉・・・・・・・・適量(細かい方が適している)
(C)卵・・・・・・・・・・2個
(C)薄力粉・・・・・・・・大さじ8
(C)水・・・・・・・・・・大さじ4


下準備など

  • (A)は沸かして温かい状態をキープしておく。
  • (B)を合わせてよく混ぜ、バッター液を作っておく。
  • 細かいパン粉が無ければ、パン粉をフードプロセッサーにかける。

 

手順

1,オリーブオイルを引いたフライパンで、にんにくを香りが立つまで弱火で炒める。
2,(1)に玉ねぎを入れ、辛みが飛ぶまで炒める。
3,(2)に人参を入れて軽く炒め、赤ワインを入れて1/3以下になるまで煮込む。
4,(3)にトマト缶を入れて、同様に煮込む。
5,塩、はちみつで味を整えたらミートソースが完成。
6,フライパンにオリーブオイルを引いて、生米を洗わずに炒める。
7,米が薄っすら透明になったらチキンブイヨンを米がひたひたになるまで入れ、弱火で約20分炊いていく。汁気がなくなったら都度チキンブイヨンを加える。
8,米が少し芯が残る固さになったら強火で一気に水分を飛ばして火を止める。
9,(8)に(5)、(B)を入れ、余熱を利用して全体を馴染ませる。
10,(9)をバットに広げて粗熱を取り、冷蔵庫で冷ます。
11,(10)を大体12等分にし、中にモッツァレラチーズを入れて丸める。
12,(11)を(C)にくぐらせパン粉を付ける。
13,160℃の油で(12)を揚げる。焼き色が均等に付くように常に転がしながら揚げる。

 

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