猪のお肉が手に入った!
実家の母が旅行中、猪のお肉を見かけたようで冷凍便を使って送ってくれました。
(広島旅行だったらしい)
どうやら購入したそのお店は、猟師さん自らが仕留めたお肉をおろして販売までしている所のようで、きっとお肉は新鮮間違いないでしょう。
今回は、「牡丹鍋」を作っていきます!
(某国民的アニメにイノシシの顔をした人いますよネ。)
【補足】お肉に使われる植物の名前
何で猪は「牡丹(ぼたん)」と呼ばれるのでしょうか?
他にも、馬肉=「桜」、鹿肉=「紅葉(もみじ)」、鶏肉=「柏(かしわ)」などがあります。
時は戦国!!!!!
宗教上の理由で食肉を避ける僧侶が大勢いて、更には江戸時代に入り、徳川綱吉さんによる「生類憐みの令」!
その頃、食肉は堂々と出来ない雰囲気になっていたんですね。
それに困ったのは、お肉を提供するお店の人たち。
ほら、今でも怪しい薬(ドラッグ)を隠語使って呼ぶでしょ?
それと同じですよ。
「そこの兄さん、うちに美味しい牡丹があるよ」
「ウヒョー、マジか!? 買う!」
こんな感じで庶民の間ではお肉がコッソリ流通していたと言われています。
あえて植物の名前を用いることで、生き物のお肉を食べる罪悪感を少しでも消していたのでしょう。
ちなみに諸説ありますが、馬肉は赤身が桜色に見えるから「桜」、鹿肉は花札の絵柄がルーツで「紅葉」、猪はお肉を並べたときがそのまま牡丹の花に似ているから「牡丹」、鶏さんの羽根の色が柏の葉に似ていたから「柏」、と言われています。
僕は、どうしても馬肉が桜色に見えません!
ヒヒ~ン!!!!!
お料理開始 Let’s Cooking!!
鍋なので好きな野菜をぶち込んでもらって構いませんが、猪は獣独特の匂いがする為、基本的に味噌ベースの鍋になります。
たっぷりのお湯に味噌、酒、みりん、生姜を溶かします。
良い匂い!
(隣の部屋にいた奥さんが匂いに釣られて台所にやってきました)
このスープは色んな料理に使えますので試してみてください。
盛り付け完成!
お肉が美しい!
これをグツグツしてアツアツの内に食べましょう!
完成 It’s ready to eat!!
超オイシー!
味が濃い豚肉だ~!
臭みは全く気にならない。
脂肪の部分がまた良いですね。
スープも美味しかったので、〆のうどんが最高でしたヨ。
レシピ
<材料>2人分
猪肉・・・・・・・・・・・300g
(A)お湯・・・・・・・・・・・500cc
(A)酒・・・・・・・・・・・・100cc
(A)みりん・・・・・・・・・・50cc
(A)味噌・・・・・・・・・・・100g
(A)生姜・・・・・・・・・・・大さじ2(すりおろし)
お好みの野菜・・・・・・・・適量
1.(A)をボウルに合わせ、しっかり混ぜる。お湯は何度かに分けて入れる。
2.鍋に具材を並べて(1)を入れる。
3.強火にかけ、沸いてきたら弱火にして肉に火が入るまで煮込む。
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