顔が汗ばんでオイリーになっちゃうヨ。
歴史ある金沢の郷土料理
「治部煮(じぶに)」って聞いたことありますか?
薄力粉をまぶした鴨肉、すだれ麩(金沢の特産品)、野菜を合わせて煮ます。
薄力粉は肉の旨味を閉じ込め、煮汁にとろみを付けてくれます。
また、薬味にワサビを用いるのですが、それがまたオイシー!
今回は鴨肉は使わず、鶏もも肉を用いています。
(本当は鴨肉が食べたかったけどお財布と相談した結果鶏肉です!)
お料理開始 Let’s Cooking!!
先ずは、野菜の下茹でからします!
火が通りにくい野菜は、下茹ですることで煮物が圧倒的に美味しくなりますネ。
(面倒なら固い野菜から順に煮てネ。)
人参も下茹で~。
里芋も下茹で~。
料亭なんかじゃ煮物を作る場合、素材ごとに下処理(下茹で)します。
それが美味しさの秘訣なんですネ~。
ほうれん草は塩水で茹で、冷水に。
塩水で茹でることで綺麗なしっかり青が出て、冷水で締めることでしっかり青が残ります。
エリンギじゃないですヨ。
「大黒しめじ」ですヨ。
「香り松茸、味しめじ」って言葉聞いたことありますか?
「香りは松茸が一番だけど味はしめじの方がオイシー」と言う意味です。
ここでの「しめじ」とは、ブナシメジのことではなく、この大黒しめじのことです。
(バター炒めなんかすると超オイシー。もし食べたことが無いって人は一度食べてみてネ。)
お湯に浸けて軽くアク抜きします。
鶏ももは、「からあげサイズ」に切り分けました。
薄力粉どばああああ!!!!!
しっかり塗します。
出汁、濃口醤油、酒、みりん、砂糖を合わせ、一度沸かせましょう。
言うの忘れていましたが、治部煮は結構しっかり目に味を入れます!
鶏肉をどばああああ!!!!!
鶏肉をある程度煮たら、先ほど下茹でした野菜達も投入!
数分煮たら火を止め、あとは冷ましながら味を入れて完成。
完成 It’s ready to eat!!
鶏肉を大きく切ったお陰か、良いおかずになりましたね。
それにワサビが最高に合います!
野菜も手間暇かけて下処理した甲斐がありました。
煮物はこうでないといけませんね。
(あと本当はすだれ麩を入れたかった!)
レシピ
<材料>4人分
鶏もも肉・・・・・・・・・300g
お好みの野菜・・・・・・・適量
薄力粉・・・・・・・・・・適量
(A)出汁・・・・・・・・・・・360cc
(A)濃口醤油・・・・・・・・・大さじ4
(A)みりん・・・・・・・・・・大さじ4
(A)酒・・・・・・・・・・・・大さじ2
(A)砂糖・・・・・・・・・・・大さじ2
ワサビ・・・・・・・・・・お好みで
1.野菜をそれぞれ処理、下茹でする。
2.鶏もも全体に薄力粉をまぶす。
3.(A)を合わせ、一度沸かす。
4.(3)に(2)を入れる。
5.鶏肉に火が通ったら(1)を入れ、5分ほど煮る。
6.火を止め、冷ましながら味を入れたら完成。
7.盛り付け後、お好みで鶏肉にワサビを乗せて食べる。