料理上手になる前に大切なこと
料理を面倒に感じていませんか?
「料理が上手くなりたい」と思う一方で、そもそも料理することを面倒に感じている人がいます。あなたの中で、料理が義務になってしまってはいないでしょうか。
不思議なことに、料理は作り手の気持ちがそのまま味に反映されます。楽しい気持ちで料理をしていれば自然と料理は美味しく仕上がるし、上達もします。一方で面倒な気持ちを抱えたまま日々料理を続けたとしても、思うような仕上がりにならず上達もしません。
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自炊以外の逃げ道を作ろう
「料理が楽しくないのに料理をしないといけない」。そんなときはどうすればよいのでしょうか。答えは簡単で、「毎日料理をしない」ことが大切です。「外食する」「宅配サービスを利用する」「スーパーの総菜を買う」など、今の世の中には料理をしなくて済む方法なんて沢山あります。
料理が頑張ることは、偉いことではありません。確かに自炊をすれば、食費の節約につながります。しかし、それ以上に毎日の料理によるストレスを減らすことのほうが、長い目で見るとあなたの心と体を守るためにも大切なのです。
料理は苦しんでやるものではないので、心にゆとりがあるときに頑張りましょう。先にも述べましたが、料理は楽しむ気持ちがあれば自然と上達しますよ。
料理上手になるための方法・考え方12選
レシピを予習しよう
作りたい料理が決まったら、繰り返しレシピを読み込むクセをつけましょう。いきなりキッチンに立ってはいけません。
使う材料や調味料を確認し、それぞれの食材に必要な仕込みから、完成までの大まかな流れを頭に入れます。その後、食材を切る順序や下茹でするタイミングなど、細かい段取りを考えてみてください。
料理に大切なことはイメージです。慣れないうちは大変かもしれませんが、数をこなせばできるようになります。
簡単な料理から作れるようになろう
料理初心者のうちは、簡単な料理から作るようにしましょう。まずは使う食材の少ないレシピや、完成までの手順が少ない料理を選んでみてください。
最近では料理初心者用のレシピ本が多く発売されているので、一冊でも手元にあると安心ですよ。ほかにもネットで探しても、初心者向けの分かりやすいレシピサイトが多く存在するので、ぜひ活用してみましょう。
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自分が食べたいと思う料理を作ろう
栄養バランスを意識し過ぎて、あまり好みじゃない食材を使った料理や苦手な味付けの料理を作る人がいます。料理初心者のうちは、できる限り自分が食べたいと思う料理を作りましょう。
自分で食べて美味しいと思えない料理は、誰が食べても美味しくありません。また料理に対するモチベーションが下がる恐れもあるので注意しましょう。
味が想像できない料理は作らないようにしよう
レシピを眺めてみて完成したときの味が想像できない場合は、その料理を作るのは一旦見送りましょう。料理とはレシピ通りに作ってみても、多くの場合は最後に味の微調整が必要です。しかし完成形の味がわからないのであれば、目指すべきゴールに到着するのは困難なので、味が決まりません。
また実際に食べたことがない料理を作ろうとするのも少々危険な行為です。最近ではテレビやネットを通じて、いろいろな新しい料理を見かける機会が増えています。仮にそれらを作りたいと思ったならば、まずは本物の味をお金を払って食べにいってみてください。
一方で自分が好きな料理・味を再現しようとすることは、大切なことだと言えるでしょう。例えば肉じゃがや生姜焼きなど、もっとも味の記憶が残っているであろう家庭料理から作っていくことは、料理上達への近道です。
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信頼できるレシピを真似しよう
料理初心者のうちは、できるだけプロのレシピを真似するようにしましょう。最近では料理本だけでなく、ネットで検索すればすぐにプロのレシピへと辿り付けます。
とくにYouTubeでは実際の調理過程を動画で観れるので、料理初心者にとっては強い味方です。プロが作る料理だからといって難しいことはなく、家庭向きにアレンジしたレシピが多いので勉強になります。
レシピのアレンジは止めよう
使う調味料の種類・分量には意味があります。勝手に隠し味を加えたり、分量を増減したりしないようにしましょう。ただし味をみて満足いかない場合は、醤油・砂糖・塩などを少しずつ加えてみて味の変化を感じてみてください。
料理が上手になっていくと、レシピの中でアレンジしていい部分が自ずとわかってくる瞬間が訪れます。しかし料理初心者のうちは、まずはレシピ通りに忠実に作ることを徹底してください。
完成した料理を誰かに食べてもらおう
自分以外に料理を食べてもらえる人がいる環境ならば、必ず料理の味の感想を聞いてみましょう。料理初心者のうちは自分一人の感覚だけに頼らないことが大切です。
また「誰かに食べてもらう」という緊張感が、料理上達を後押ししてくれることも。
SNSに料理の写真をアップしよう
作った料理はSNSにアップしてみましょう。他人に見られるという緊張感で、料理に手抜きができなくなります。
さらにSNSでは多くの人が料理の写真を上げており、料理仲間を作りやすい環境です。料理初心者の人たちも多く活動しているので、きっと楽しく切磋琢磨していけますよ。
【再掲】
また食べたいカニクリームコロッケ✨
ただしカニカマ使用だヨ🦀🦀🦀🦀🦀🦀#おうちごはん pic.twitter.com/Vs1LAImfG5
— キンクマ主夫@料理家ハムスター (@kinkumashuhu) December 20, 2023
料理の基礎知識を覚えよう
レシピ通りに作っているつもりでも、実は間違ったことをしている人は多くいます。例えば「大さじ1・大さじ1/2・大さじ1弱」を、それぞれ正しく量ることは案外難しいことです。
ほかにも「弱火・中火・強火」といった火加減を間違えている場合もあります。一度基礎的なことを詳しく教えてくれるレシピ本を見てみるといいでしょう。
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器と盛り付けにこだわろう
せっかく作った料理も、適当な皿に雑に盛り付ければ大損です。料理の味や評価は味覚だけでなく、視覚・聴覚・嗅覚・触覚と、五感すべてで決まります。
レシピをみて料理を完成させたならば、盛り付けも可能な限りレシピを真似してみましょう。またホームセンターや雑貨屋さんで、ちょっとオシャレな器を新たに購入してみるのもおすすめです。
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旬の食材を盛り込もう
日本は四季に恵まれているので、季節ごとに旬(1年を通してもっとも美味しい時期)を迎える食材がたくさんあります。春は春キャベツ・たけのこ・あさり、夏はトマト・きゅうり・アジ、秋はさつまいも、栗、サンマ、冬は大根・白菜・ブリなどです。
旬を迎えた食材は当然美味しいわけですから、旬の食材を料理に多く盛り込むことで、自然と料理のクオリティは上がります。また日頃扱わない旬の食材を使ってみることで、料理の勉強にもなるので一石二鳥です。
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正しい味見を覚えよう
料理初心者の中にはレシピ通り作っているからといって、まったく味見をしない人がいます。料理は使っている調味料の種類や食材の鮮度によっても、味が異なってくるものです。味をみて自分が理想とする味に微調整できる修正力を鍛えていきましょう。
味見をするタイミングは仕上げの段階のみならず、調理途中でも必要です。例えば煮物を作る場合では、調味料をいったん入れ終わったあとに味見をしないと、完成してからでは修正が効かなくなります。
また繰り返し味見をすると舌がバカになり、味の感覚がおかしくなります。自分の味覚を信じて、味見の回数は最低限にとどめましょう。
さいごに
料理を上達させるためには近道はありません。しかし料理と正しい向き合い方をすれば、やった分だけ着実に成果が表れます。
料理は楽しいものです。もしどこかで苦痛を感じたならば、一度立ち止まってみてください。たかが料理、されど料理です。
お手数ですが、
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