確かに技術は必要な時はあるヨ。
でもそれ以上に忘れがちだったり、
蔑ろにしている部分があるかもしれないネ。
今日は、そんな方々に向けてのアドバイスを10個ほど紹介します。
僕もまだまだ料理が上手くなる余地が沢山あります。
今回の内容は、そんな自分に向けての戒めでもありますのでご理解ください。
料理が楽しくなれば料理が上手くなる。
そもそも料理自体を面倒に感じている
「料理が面倒」と思っている人も多いと思うんダ。
どうすればこの矛盾を解消できるカナ?
料理が義務になっていませんか?
必ず作らないといけないと考えていませんか?
料理の作り手がハッピーな気持ちだと、それは料理のオイシーにそのまま繋がります。
同様に料理が面倒だと思っていれば、その負の感情がそのまま料理に現れます。
料理が楽しくないと感じたら外食してください。
近所のスーパーで総菜を買ってください。
作りたい時だけ作ればいいのです。
モチベーションが上がれば、必然的に料理の腕は上がっていくでしょう。
レシピを予習していない
作りたい料理が決まったとします。
先ずは必ず頭の中で段取りを組みましょう。
いきなりキッチンに立ってはいけません。
必要な材料は何か、どんな順番で食材を切っていくか、
どんな調味料を使うか、下茹でが必要なものはあるか、
どのよう順で炒めていくか。
始まりから完成までを必ず想像するようにしてみてください。
驚くほどスムーズに料理ができるようになります。
その為にもレシピを最初にしっかり読み込んでみてください。
本物の味を知らない
料理が上達するためには、オイシーものを食べることも必要です。
例えば肉じゃがを作ろうと思ったならば、
自分が理想とする肉じゃがの味をひたすら思い出してください。
それは実家の味でもかまいません。
自分が好きな味を目指すのが大切です。
例えば本格的なタンドリーチキンを作ろうと思っても、
本場の料理が食べられるようなお店でタンドリーチキンを食べたことがないならば、
ちょっとばかしそれは無謀です。
レシピを見ながら作ればいいと思うかもしれませんが、
肉の産地が違ったり、使う調味料が違ったりすると、
レシピ製作者の意図するタンドリーチキンから離れてしまいます。
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もし本場の味を知っていたならば、レシピを見て味の計算ができるようになります。
レシピの意味が分かってきます。
このレシピの意味が分かるという感覚が、料理上達へと繋がる第一歩なのです。
(レシピの再現度が格段に良くなる。)
要するにオイシーものを沢山食べてください。
完成した料理を自分一人で完結させている
料理を作ったら、必ず食べてもらった人に感想を聞きましょう。
自分一人の感覚に頼っていると中々上達に繋がりません。
もし、一人暮らしなんかで食べてもらえる人が他にいないのならば、
SNSにアップしてみてください。
優勝したヨ✨✨✨✨#おうちごはん#料理好きな人と繋がりたい #カオマンガイ#ネギ塩 #ジャスミン米 https://t.co/adC4XrXmcg pic.twitter.com/H0xtFCjfnP
— 筋クマ主夫の食卓@白ごはん大好き (@kinkumashuhu) April 2, 2022
「他人に見られている」という感覚があれば手が抜けず、
料理の上達に確実に繋がります。
盛り付けを含めて料理は完成する
せっかく作った料理でも、それを雑に盛り付ければ大損です。
料理は味覚だけでなく、視覚、聴覚、嗅覚、触覚と、五感全てで味わうものです。
可能な限り盛り付けを綺麗にすれば、それだけで料理は美味しくなります。
そして可能ならば、料理にあった器を選んで盛り付けてみてください。
また、4番目に挙げたことと重複しますが、
人に見せることを意識すれば盛り付けも手を抜けなくなりますし、
これらはすぐに実践できることです。
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旬の食材を盛り込む
日本には四季があり、季節ごとに1年を通して一番オイシー時期を迎える食材が必ずあります。
春なら、春キャベツ、たけのこ、あさり……。
夏なら、トマト、きゅうり、アジ……。
秋なら、さつまいも、サンマ、栗、カワハギ……。
冬なら、大根、白菜、ブリ……。
ここに挙げたのは、もちろんほんの一部です。
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旬の食材はその時期が一番オイシーのですから、
それらを使った料理は必然的に美味しくなります。
料理のレパートリーも増えてくるので一石二鳥です。
レシピ通りに作る
レシピ通りに作っているつもりでも、
実はレシピ通りに作れていない人はたまにいます。
例えば、「みりん大さじ1/2」。
みりんを大さじの半分まで入れて満足してはいませんか?
7分目ぐらいまで入れていますか?
「みりん大さじ1」の場合なら、しっかり表面張力で盛り上がっている状態まで入れていますか?
その「にんにく1かけ」、いくら何でも小さすぎませんか?
本当に水気拭き取れてますか?
中火にしては強すぎませんか?
例を挙げるとキリがありませんが、
案外思い込みで間違えている人は少なくありません。
一度基礎的なことまで教えてくれるレシピ本なんかを見てみるといいかもしれません。
レシピをアレンジしない
調味料の分量は必ず何かしら意味があります。
「健康を考えて……」と思って、砂糖を勝手に減らしたりなんかしてはいけません。
片栗粉がないからと言って、薄力粉で代用してはいけません。
レシピには、細かなところも忠実に先ずは従ってみましょう。
そのうちアレンジしても良い部分が自ずと分かってくる時があります。
その時が、料理が上達した瞬間と言えるでしょう。
正しい味見を覚える
たまに全く味見をしない人を見かけます。
誰とは言いませんが僕の奥さんです。
また、仕上げの段階のみの味見もいけません。
例えば煮物の場合、調味料をいったん入れ終わった煮込み前のタイミングに味見をしないと、
仕上がってからでは遅いです。
後から味を調整したって、既に味が染みてしまっています。
煮込む前、煮込んだ後の二度は必ず必要でしょう。
あと失敗しがちなことは、
不安になって何度も味見をしてしまうことです。
舌がバカになって正しい味が分からなくなってしまいます。
味見は最初の一回で感じた感覚を信じてください。
信頼できるレシピを真似する
僕は当ブログにてレシピを投稿していますが、普通に誤記入や調味料漏れがあります。(ゴメンナサイ)
料理がある程度得意な方なら、その辺は自然と気づけると思いますが、
初心者の方やこれから料理を上達したいと思っている人には中々厳しいです。
今やネットで検索すれば、プロのレシピは沢山あります。
そのような方々のレシピは、ちゃんと第三者にチェックされたものですから、
ほぼ安心と言えるでしょう。
同様にレシピ本なんかもほぼほぼ安心ですね。
まとめ
料理を上達させるためには近道はありません。
しかし料理と正しい向き合い方をすれば、
やった分だけ着実に成果は表れてきます。
料理は楽しいものです。
もしどこかで苦痛を感じたならば、一度立ち止まってみてください。
たかが料理、されど料理です。
きっと料理が人生をより良いものにしてくれるでしょう。
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