具材なしのすぐに作れる本格チーズリゾットを作ろう
リゾットといえばいろいろな種類がありますが、今回は具材を一切しない一番シンプルな「チーズリゾット」の作り方をご紹介。生米から作るリゾットは、作るのが難しいイメージがあるかもしれませんが、実はポイントさえ押さえればとっても簡単です。炊飯器でご飯を炊くより早く作ることができるので、ぜひみなさんもこの記事を参考にリゾットをマスターしましょう。
・リゾットは洗っていない生米を使おう!
・ブイヨンは熱々のものを少しずつ加えよう!
・リゾットはお米をアルデンテに仕上げよう!
チーズリゾットを作ったネ✨
少しだけ芯が残るように仕上げたヨ🌾
しっかり粒が立って美味しかったネ🤤#おうちごはん pic.twitter.com/XDwFJOtDWo
— キンクマ主夫@料理家ハムスター (@kinkumashuhu) February 5, 2025
お料理開始 Let’s Cooking!!
洗っていない生米を炒める
オリーブオイルを引いたフライパンを中火にかけ、洗っていない生米を5~6分ほど炒めます。洗ってしまうと粘り気が出るので注意しましょう。また本記事では、撮影の都合上大きめのフライパンを使用していますが、お米1~2合でリゾットを作る場合は、21~24センチ程度の鍋がおすすめです。
お米が全体的に透明っぽくなってきたら、熱々に温めておいたブイヨン(ほぼ沸騰状態)を加えていきます。ブイヨンの温度が低いとお米の温度が下がり、粘りの原因になります。
リゾットに使うブイヨンの量は、お米1合に対し600ml程度(2合では900mlが目安)。キューブタイプのブイヨンを使う場合は、仕上がりが濃い味にならないよう若干薄めに調整してください。さらにブイヨンには、あれば白ワインとローリエの葉も入れます。


熱々のブイヨンをひたひたに
お米が十分浸る程度のブイヨンを入れ、弱火で炊いていきます。ただしブイヨンの量が多いと対流が起き、お米同士がぶつかって粘りの原因になります。
ブイヨンは都度足していく
お米がブイヨンを吸ってきたら、ほぼ沸騰状態のブイヨンを都度足していきます。大きな泡がはじけて、空洞ができ始めたらブイヨンを足す合図です。焦げるのが不安なら、少し早めのタイミングで足してもかまいませんよ。
またブイヨンを足すタイミングで、全体を軽く混ぜてください。炊きムラと焦げ付きを防ぐことができます。ただし混ぜ過ぎは粘りが出るので厳禁です。
リゾットの理想はお米がアルデンテ
20分ほど火にかけるとお米がツヤツヤふっくらになり、粒が立ってきます。20分近くになったら、加えるブイヨンの量は少しずつ加えるようにしましょう。ちなみにブイヨンを全部使いきってもお米が固い場合は、お湯を足してください。
またリゾットはパスタと同じでアルデンテ(中心に髪の毛の細さ程度の芯が残っている状態)に仕上げるのが理想です。必ず味見をして、お米の状態を確かめてください。いい感じに火が入っていたら、これ以上軟らかくならないように火と止めます。
バターは余熱で溶かす
常温に戻しておいたバターと粉チーズを加え、余熱だけで溶かしていきます。粘り気が出ないよう、サッと混ぜ切ってしまいましょう。仕上げに塩胡椒で味を調えたら完成です。
完成 It’s ready to eat!!
バターのいい香りが漂っています。
それでは早速食べてみましょう!
モグモグモグ……
口に含むとチーズの濃厚な旨味とバターの香りが口いっぱいに広がります。そして何より、お米の固さが完璧ですね。一粒一粒が口の中でパラパラにほどけ、いやな粘り気がまったくありません。
お米1合とは言わず、3合分ぐらい作っておけばよかったです。本記事のリゾットをマスターすれば、いろいろな種類のリゾットにも応用が利くので、ぜひ参考にしてみてくださいね。本当に美味しいので食べ過ぎ注意です。
レシピ Recipe!!
<材料>2人分
生米・・・・・・・・1合
オリーブオイル・・・大さじ2
(A)ブイヨン・・・・・・600ml
(A)白ワイン・・・・・・50ml(あれば)
(A)ローリエ・・・・・・1~2枚(あれば)
粉チーズ・・・・・・大さじ2強
バター・・・・・・・20g(常温)
塩胡椒・・・・・・・適量
下準備など
- (A)は常に弱火にかけ、ふつふつした状態をキープする。
- バターは常温に戻しておいてください。
手順
1,鍋にオリーブオイルを引いて中火にかけ、生米を5~6分ほど炒める。
2,米が全体的に透明になったら、熱々の(A)を米がひたひたになるまで加え、弱火に落とす。
3,(A)が減ってきたら、都度(A)を加える。
4,20分近くになったら味見をし、お米がアルデンテに仕上がっているか確認する。
5,アルデンテになっていたら火を止め、粉チーズとバターを加え、サッと混ぜながら余熱で溶かす。
6,塩胡椒で味を調える。
お手数ですが、
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