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【レシピ】玉ねぎの甘味がたまらない!冬に絶対食べたい本格「オニオングラタンスープ」

キンクマ
寒い時期に食べるとサイコーだヨ。

 

憧れの「オニオングラタンスープ」をお家で作ろう

おしゃれなレストランで食べる「オニオングラタンスープ」は、玉ねぎの旨味がたっぷりスープに溶け込んで絶品ですよね。一見すると作るのが難しそうなオニオングラタンスープですが、実は飴色玉ねぎさえ上手く作れればあとは簡単。本記事では写真を交えながら詳しい作り方を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

今回のポイントや見どころ
・玉ねぎは飴色になるまで炒めよう!
・フランス料理のテクニック「デグラッセ」を覚えよう!

お料理開始 Let’s Cooking!!

玉ねぎをスライスする

玉ねぎは2個で2~3人前です。まずは皮をむいて、繊維に沿って薄切りします。

また、このあとの工程で玉ねぎを飴色になるまで炒めますが、あまり時間をかけたくない人は玉ねぎを繊維に対して垂直に切ってください。ただし筆者が個人的に思うには、玉ねぎは繊維に沿って切ったほうが、ある程度食感も残って美味しいと思います。

 

キンクマ
時短した場合は迷わず繊維に対して垂直に切ろう!

 

玉ねぎが飴色になるまで弱火でじっくり炒める

鍋にバターと玉ねぎを入れ、玉ねぎが飴色になるまで弱火でじっくり炒めます(慣れた人は弱中火~中火でも可)。時短したい場合は、あらかじめ玉ねぎをしんなりするまでレンジでチンしてください。

色が変わってくるまでは、あまり玉ねぎは混ぜないほうがいいです。しっかり鍋底にあてて水分を飛ばしてください。火加減や玉ねぎの薄さ、鍋の種類によって多少時間は前後しますが、玉ねぎが飴色になるまで30~40分かかります(あらかじめレンジでチンした場合は20~30分程度)。

 

キンクマ
玉ねぎから目を離さないようにネ。

 

鍋底についた旨味も逃さない

ある程度玉ねぎの色が変わり、鍋底に茶色の薄い膜(旨味)がこびりつき始めたらつきはじめたら、白ワインを加えてください。ヘラを使って薄い膜を削ぎ落とし、白ワインに溶かしましょう。

フランス料理では鍋にこびりついた旨味のことを「シュック」と呼び、シュックを水やワインに溶かすことを「デグラッセ」と言います。分量の白ワインを全部使ったあとは、タイミングを見計らって水を少量ずつ加え、デグラッセします。

 

キンクマ
フランス語は難しいネ。

 

スープの味を調える

飴色玉ねぎが完成したら、コンソメスープを加えて一度沸かしてください。塩胡椒で味を調えたら火を止めましょう

 

キンクマ
撮影の都合で違う鍋に玉ねぎを移したネ。

 

バゲットにはにんにくの香りを

適当な大きさにカットしたバゲットの表面に、にんにくの断面を擦りつけます。それから耐熱容器にスープを入れ、バゲットを乗せましょう。最後にチーズ(溶けるチーズなら何でも可)を好きなだけ散らしたら準備完了です。

 

キンクマ
ピザのトッピング用チーズを使えばいいネ。

 

オーブンで焼いて仕上げる

200℃に余熱したオーブンで10分程度焼きましょう。オーブンの種類によっても時間は異なるので、チーズにお好みの焼き色がついた段階で取り出してください

 

キンクマ
オーブンから取り出したら彩りにパセリを散らすとキレイだネ。

完成 It’s ready to eat!!

 

とんでもなく食欲そそる見た目に仕上がりました。
それでは熱々のうちに食べてみましょう!

 

モグモグモグ……

 

バゲットが玉ねぎの旨味が溶け込んだスープを吸っています。さらにカリッと焼けたチーズの風味が、口いっぱいに広がるのがたまりません。いろいろな味が絶妙に混ざりあって、オニオングラタンスープはただのスープというよりも食べるスープですね。

飴色に炒めた玉ねぎも本当にとにかく甘くて、がんばって炒めた甲斐がありました。少し時間がかかる料理かもしれませんが、寒い時期に食べると何回も作りたくなってしまうほどの美味しさです。ぜひみなさんもこの記事を参考に、オニオングラタンスープを作ってみてください。

 

キンクマ
白米のおかずにできそうなほどの美味しさだネ。
キンクマの奥さん
お酒も飲めそう。

レシピ Recipe!!

<材料>2人分

玉ねぎ・・・・・・・2個(スライス)
バター・・・・・・・30g
白ワイン・・・・・・大さじ2

バゲット・・・・・・2切れ
にんにく・・・・・・1/2個

コンソメスープ・・・400ml
塩胡椒・・・・・・・適量
チーズ・・・・・・・適量
乾燥パセリ・・・・・お好みで


下準備など

  • 時短したい場合は、(1)で玉ねぎを繊維に沿って垂直に切ってください。
  • 時短したい場合は、(2)の前に切った玉ねぎをしんなりするまでレンジでチンしましょう。
  • チーズはピザトッピング用の溶けるチーズがおすすめです。

 

手順

1,皮をむいた玉ねぎを繊維に沿ってスライスする。
2,フライパンで玉ねぎをバターとともに弱火で炒める。
3,フライパンの鍋底に茶色の膜がついてきたら白ワインを加え、ヘラを使って膜を削ぎ落とす。その後も茶色の膜ができてきたら水を少量加え、同様の作業をする。
4,玉ねぎが飴色になったらコンソメスープを加えて一度沸かし、塩胡椒で味を調える。
5,バゲットにカットしたにんにくの断面を擦りつける。
6,耐熱容器に(4)を入れ、その上に(5)を乗せる。最後にチーズをお好みの量だけ乗せる。
7,200℃に余熱したオーブンで10分程度焼く。チーズを見てお好みの焼き加減になったら取り出す。
8,お好みで乾燥パセリを散らす。

 

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