コーン缶でも極上スープは簡単に作れる!
寒い時期に食卓に並ぶと嬉しい料理のひとつといえば、「コーンスープ」ですよね。甘くて濃厚で、コーンのぷちぷちとした食感がたまりません。
今回の記事では、生のコーンではなくコーン缶を使用します。コーン缶は低価格で一年中手に入るので、これを上手く活用しない手はないでしょう。
またコーンスープの作り方をマスターすれば、ほかの野菜を使ったスープでも応用が利きます。ぜひこの記事を最後まで読んで、極上のコーンスープを作ってみてください。
・ジュースにしたコーンは一度漉す!
・白胡椒やオリーブオイル、生クリームを少し落とせば高級感がアップ!
お料理開始 Let’s Cooking!!
玉ねぎをバターで炒める
鍋にバターを溶かし、薄切りした玉ねぎを弱中火で炒めます。しっかり水分を飛ばし、甘味を引き出しましょう。
玉ねぎが十分しんなりしたら火を弱火に落とし、薄力粉を加えます。焦がさないように気をつけ、粉っぽさがなくなるまで炒めてください。
薄力粉はスープにとろみをつけるために加えるものです。もしサラサラのコーンスープが好みの場合、薄力粉は加えないでください。
コーン・水・コンソメを加える
コーン缶の中身を汁ごと全部・水・コンソメを鍋に入れます。中強火で沸かし、アクを取り除いてください。
コーンや玉ねぎを潰してジュースを作る
アクを取ったら鍋を火からおろし、ミキサーやハンドブレンダーを使ってジュースにします。その後、このジュースを目の細かいザルで漉してください。
コーンスープに限らずスープ・ソースを作る際に大切な工程です。フレンチのお店では、2回漉す場合もあります。
ジュースを牛乳で割って味を整える
漉したジュースを鍋に戻し、牛乳を加えて混ぜながら中火にかけます。本来なら生クリームも加えますが、コーン缶を使用する場合は味がくどくなるので使用しません。
スープが沸いたら、塩胡椒で味を整えて完成です。盛り付け後、乾燥パセリを散らし、少量の白胡椒・オリーブオイル・生クリームを落とすと、コーンの甘味と対比が生まれて高級感が出ます。筆者は今回、白胡椒を使いました。
また完成したスープの火入れは原則として一度までです。何度も温めなおすと風味が飛ぶので注意しましょう。冷製スープにする場合は鍋ごと氷にあて、早めに粗熱を取るといいです。
完成 It’s ready to eat!!
コーンの甘い香りが漂ってきますね。
スープは熱いうちに食べるに限ります。
それでは早速食べてみましょう!
モグモグモグ……
う~ん、とっても濃厚です。まるでクリームシチューを食べているかのような満足感です。
コーン缶もコーンの風味は十分ありますし、一年中低価格で手に入るのも嬉しいポイントだと思います。コーンスープの作り方を覚えたら、コーン以外の野菜でも応用が利くようになるので、ぜひこの記事を参考に作ってみてくださいね。
レシピ Recipe!!
<材料>2人分
コーン缶・・・・・・約380g(汁も込みで)
玉ねぎ・・・・・・・中1/2個(薄切り)
バター・・・・・・・20g
薄力粉・・・・・・・小さじ1強
水・・・・・・・・・150ml
コンソメ・・・・・・4g(小キューブ1個使用)
牛乳・・・・・・・・200ml(味をみながら調整)
塩胡椒・・・・・・・適量
白胡椒・・・・・・・適量(お好みで)
乾燥パセリ・・・・・適量(お好みで)
下準備など
- 白胡椒は仕上げで使います。白胡椒以外にもオリーブオイル・生クリームもおすすめです。
手順
1,鍋にバターを入れて弱中火にかけ、玉ねぎを十分しんなりするまで炒める。
2,弱火に落として薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。
3,コーン缶を汁ごと鍋に加え、水とコンソメも加える。
4,中強火にかけ沸かし、アクを取る。
5,(4)をミキサーやハンドブレンダーを使ってジュースにする。
6,(5)を目の細かいザルで漉す。
7,(6)を鍋に移し、牛乳を加えて混ぜる。中強火で沸かす。
8,塩胡椒で味を整える。
9,盛り付け後、乾燥パセリを散らし、白胡椒を適量振り掛ける。
お手数ですが、
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