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【レシピ】もう破裂しない!肉の旨味が強くて濃厚な「コロッケ」の作り方

キンクマ
コロッケは手作りが一番ネ。

 

どこにも負けない絶品コロッケを作ろう!

総菜の定番である「コロッケ」は、子どもから大人まで誰もが大好きなおかずです。しかしいざコロッケを家で作ってみると、揚げている際に破裂はするし、味も何かいまいちだと感じたことがある人は多いのではないでしょうか。

この記事では、みなさんのそんな悩みを一気に解決。「家で作るコロッケが一番!」と思えるようなコロッケ作りのコツやテクニックを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

今回のポイントや見どころ
・じゃがいもの茹で方を覚えよう!
・牛ミンチに下味を入れよう!
・じゃがいもにも下味を入れよう!
・破裂しないポイントはタネの温度!

お料理開始 Let’s Cooking!!

コロッケにおすすめのじゃがいもの品種と正しい茹で方

コロッケには、でんぷん質の多い「男爵」「キタアカリ」「ベニアカリ」などがおすすめです。

まずはよく洗ったじゃがいもを皮つきのまま、水の状態から塩茹でします。水1Lに対し、大さじ2ほどの塩を入れましょう。

火加減は沸騰するまで中強火で、沸いたら弱中火に落として30~40分程度です。竹串がスーッと入るようになったら火を止めます。

 

キンクマ
でんぷん質が多いじゃがいもは、ほくほくとした食感が楽しめるヨ。

 

玉ねぎと牛ミンチを炒める

じゃがいもを茹でている間、みじん切りした玉ねぎに少し塩を振って炒めます。食べてみて辛さを感じなくなる程度まで炒めたら牛ミンチを加え、さらに塩を少し振って炒めましょう。仕上げに塩胡椒・ナツメグで味を調え、バットに移して粗熱を取ります。

 

キンクマ
このタイミングで十分下味を入れておくことが大切だヨ。

 

じゃがいもは必ず熱いうちに潰そう

茹で上がったじゃがいもは、熱いうちに皮を剥いて潰します。折りたたんだキッチンペーパーでじゃがいもを持ち、ペティナイフやピーラーを駆使して頑張ってください。ちなみに冷めてからじゃがいもを潰すと粘り気が強く出るので注意です。

 

キンクマ
火傷には気を付けてネ。

潰し過ぎ混ぜ過ぎは粘りの原因となるので厳禁

半分ほどじゃがいもを潰したタイミングで、濃口醤油・みりん・砂糖を加えて下味をつけます。この状態でさらに潰しながら全体を混ぜ、先ほど炒めた玉ねぎと牛ミンチも加えて混ぜましょう。ただし混ぜ過ぎは粘りの原因となるので、少しぐらいじゃがいもの塊が残っている程度で止めてください
次にタネが入ったボウルにラップを被せ、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。全体に味を馴染ませ、冷ますことで揚げたときの破裂を防ぐためです。
キンクマ
もうこの段階で美味し過ぎるネ。

 

冷ましたタネを成形、パン粉付け

十分タネが冷めたら8~10等分にし、小判型に形を整えます。中に空気が入っていると揚げる際の破裂の原因になるので、ギュッと中の空気を押し出すようなイメ―ジで成形しましょう。

成形が終わったら、バッター液→パン粉の順にくぐらせます(バッター液をタネ全体につけ、余分な液は必ず落とす。液が多くついていると衣が剥がれる)。パン粉がついたら、再び冷蔵庫で30分ほど休ませ、衣を安定させます。

またバッター液を使うメリットは、薄力粉→卵液→パン粉の順でパン粉をつける場合と比べ、工程がひとつ減るうえにパン粉が剥がれにくいことです。バッター液に関しては過去記事も参考にしてみてください。

 

キンクマ
コロッケには生パン粉を使うのがザクザク食感に仕上がっておすすめだヨ。
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揚げる

180℃の油で2分程度揚げていきます。途中で2回ほどひっくり返し、全体が均一なこんがりキツネ色になるまで揚げてください。余計に揚げ過ぎると破裂するので注意です。

 

キンクマ
すでにタネには火が入っているから衣の色にだけ注意して揚げよう!

完成 It’s ready to eat!!

 

コロッケは絶対に揚げたてに限ります。
市販のとんかつソースをかけ、それでは早速食べてみましょう!

 

モグモグモグ……

 

噛んだ瞬間、ザクザクとした衣の音が耳に届き、そしてじゃがいもの甘味と風味、さらには牛の旨味が口いっぱいに広がります。じゃがいも自体にも下味をしっかり入れているため、まるでお肉屋さんのコロッケのような濃厚な味わいです。

総菜のコロッケは確かに安くて美味しいですが、手作りのコロッケでしか得られない満足感が確かにあります。自分で作るには少々手間がかかるのは事実ですが、そこを乗り越えた先にある幸せのためにも、ぜひみなさんもこの記事を参考に美味しいコロッケを作ってみてください。

 

キンクマ
美味し過ぎてお腹いっぱいにならないヨ。
キンクマの奥さん
意味がわからん。

レシピ Recipe!!

<材料>8~10個分

じゃがいも・・・・・中サイズ3~4個(皮つきで500g)

牛ミンチ・・・・・・200g
玉ねぎ・・・・・・・1個(中サイズ)

塩胡椒・・・・・・・適量
ナツメグ・・・・・・適量

(A)濃口醤油・・・・・・大さじ1.5
(A)みりん・・・・・・・大さじ1
(A)砂糖・・・・・・・・大さじ1.5

(B)卵・・・・・・・・・2個
(B)薄力粉・・・・・・・大さじ8(約80g)
(B)水・・・・・・・・・60ml
パン粉・・・・・・・適量


下準備など

  • (5)の工程では、じゃがいもの潰し過ぎ・混ぜ過ぎには注意してください。
  • パン粉は生パン粉がおすすめです。

 

手順

1,よく洗ったじゃがいもを水の状態から塩茹でする(水1Lに対し、塩大さじ2)。沸くまで中強火で、沸いたら弱中火に落とす。串がスーッと入るようになったら火を止める。
2,じゃがいもを茹でている間、油を引いたフライパンでみじん切りにした玉ねぎを炒める。少し塩を振る。
3,玉ねぎを食べてみて辛さがなくなったら牛ミンチを加え、塩を少し振って炒める。仕上げに塩胡椒・ナツメグで味を調える。バットに移して粗熱を取る。
4,茹で上がったじゃがいもは、熱いうちに皮を剥く。
5,じゃがいもを半分ほど潰したら(A)を加え、さらに混ぜながら潰す。全体に調味料が行き渡ったら(3)を加え、全体を混ぜる。冷蔵庫で1時間休ませる。
6,(5)を8~10等分にし、空気を抜きながら小判型に成形する。
7,しっかり混ぜあわせた(B)に(6)をくぐらせ、パン粉を全体に塗す。冷蔵庫で30分休ませる。
8,180℃の油で2分ほど揚げる。途中で2回ほどひっくり返す。

 

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