でも食べ過ぎたらデブになるから気を付けなきゃ。
ハゼを天ぷらにするよ
前回釣ったハゼ達です。
可愛いネー。
筋クマ ブサイクな顔をしているお魚さんって可愛いよネ。 ハゼも間違いなくブサイクだと思うヨ。 ハゼってどんなお魚さん? みなさんは、「ハゼ」と言うお魚さんを知っていますか? ハゼは、スーパーには[…]
お料理開始 Let’s Cooking!!
天ぷらの簡単講座
ハゼに関しては、捌き方は普通のお魚さん達と同じです。
でもウロコがしっかりあり、ぬるぬるしているのが特徴ですかね。
一緒に揚げるお野菜たちです。
今回は、せっかくなので簡単な天ぷら講座をしたいと思います!
プロフィールにも書いています通り、僕は一応元料理人です。
日本料理をやっていました。
その中でも天ぷらを揚げる機会が多く、今でも食べるのも作るのも大好きな料理なのです!
①粉を打つ(重要度★★★☆☆)
先ずは、天ぷらにするお野菜やお魚さんたちに粉(薄力粉)を打ちます。
揚げた時に衣が付く箇所には、しっかり万遍なく!
そうすることで、衣が付きやすく揚げた時に剥がれにくくなります。
ただ、粉がダマになっていると、
揚げた時にもダマができるので、
しっかり余分な粉は落としてください。
(プロは刷毛を使って一つ一つ丁寧に落とします)
②衣を作る(重要度★★★★★)
ここが一番重要なポイント!
いかにしてグルテンの発生を抑えるか!
小麦粉に含まれる2種類のたんぱく質、「グルテニン」と「グリアジン」が水を吸収し混ざってできた成分のこと。
グルテンには粘り気があり、パンやうどんはこのグルテンの性質を用いて作られる。
お菓子作りで「さっくり混ぜる」と表現されている場合は、混ぜ過ぎてグルテンを過剰に発生させない為の注意喚起。
また、グルテンを利用して作られたものが麩。
冷たい方がグルテンの発生を抑えることができます。
薄力粉を入れたあとに水を注げば、
薄力粉が底に沈んでダマになり、どうしてもかき混ぜる回数が自然と多くなってしまいます。
薄力粉を入れたら、混ぜると言うよりも上からサクサクサクとたった4、5回押してあげる感じで!
下の写真を見てください。
完全に粉が溶けてなくてもこれでオッケーなのです。
市販の天ぷら粉は、たんぱく質の少ない薄力粉がベースになって作られているのでグルテンが発生しにくい。
冷めてもオイシーので、大量に天ぷらを揚げるなら市販の天ぷら粉が最適。
逆に本格的な天ぷらを美味しく食べるなら、揚げたてをすぐ食べるのが何よりもオイシー。
③揚げる(重要度★★★★☆)
揚げる工程において一番重要なのが、油の温度です。
料理本なんか見ていると、食材別に適温が書いてあります。
正直プロじゃなければそこまで神経質に食材ごとに温度を変えなくてもいいと思います。
じゃあ何度が良いかと申しますと、ズバリ180℃ですね!
170℃でもいいとは思うんですけど、油って結構温度が下がりやすいんです。
プロが使う良い素材の大きな鍋は食材を入れただけで致命的な温度低下はありませんが、家庭用の小さな鍋だとすぐ大きな温度低下が起こります。
だから温度低下を計算に入れたうえでの180℃がお勧めなのです。
あとは、同様の理由で一気に沢山揚げないことです。
温度低下が一番の大敵!
完成 It’s ready to eat!!
ハゼはサクサクでフワフワ!
こんな上品なお魚さんは中々いません!
野菜の天ぷらも美味しかったな~。
レシピ
<材料>2人分
ハゼ・・・・・・・・・・沢山あったらいいな
お好みの野菜・・・・・・適量
(A)冷水・・・・・・・・・・200cc
(A)卵黄・・・・・・・・・・1個
薄力粉・・・・・・・・・140g
1.天ぷらにする食材に薄力粉をまぶす。余分な粉は落とす。
2.(A)をボウルに混ぜ、薄力粉を入れる。薄力粉を入れてからは混ぜ過ぎない。
3.食材を(2)にくぐらせ、180℃に熱した油で揚げる。
天つゆ
出汁・・・・・・・・・・200cc
濃口醤油・・・・・・・・50cc
みりん・・・・・・・・・50cc
1.全て鍋に入れ、一度沸かしたら完成。
お手数ですが、
下のアイコンをポチッと押していただけると
大変励みになります。
「和食」のお勧めレシピ
筋クマ みんなが大好きなおかずの一つだネ。 タルタルソースも甘酢も全部が重要! 今回は、「チキン南蛮」を作っていこうと思います! チキン南蛮は宮崎県の名物料理。 最早ここ[…]
キンクマ 豆腐は人類最大の発明だネ。 そう思わんかネ? 「がんもどき」は自家製が一番美味しいのです 「がんもどき」って中々ご家庭で作ることは少ないですよね? もし手作りがんもどき[…]
キンクマ 煮物は丁寧さが大事だヨ。 歴史ある金沢の郷土料理 「治部煮(じぶに)」って聞いたことありますか? 薄力粉をまぶした鴨肉、すだれ麩(金沢の特産品)、野菜を合わせて煮ます[…]