味がぼやけない濃厚なマカロニサラダはこうやって作る
惣菜のなかでも年齢層問わずかなりの支持を集めるのが「マカロニサラダ」です。一見すると茹でたショートパスタ(マカロニ)にマヨネーズを和えるだけのシンプルな料理に思えますが、いざご家庭で作ってみるとなかなか理想通りの味にはなってくれませんよね。
実はマカロニサラダを美味しく作るための隠れたテクニックは、あまり知られていないだけでたくさん存在するのです。この記事では、そんなマカロニサラダの本にも載っていない作り方を徹底解説。ぜひ最後までご覧ください。
・野菜の水分はしっかり取り除こう！
・マカロニサラダにおすすめのショートパスタの形状はフジッリ(螺旋状)！
・ショートパスタ(マカロニ)の茹で時間は、通常の1.5倍程度にすることでもっちり感がアップ！
・茹であがったショートパスタにはバターを絡めよう！
・卵黄を使ったマヨネーズソースの作り方を覚えよう！
究極の「#マカロニサラダ」が完成したﾈ✨
マヨネーズ以外にも、粒マスタード・バター・牛乳・白ワインビネガー・卵黄・コンソメなどを上手く使って味を決めたﾖ🐹
これは間違いなくﾃﾞﾌﾞの食べ物ﾈ💦#おうちごはん#ネクストフーディスト pic.twitter.com/Ao5UyLRoNE
— キンクマ主夫@料理家ハムスター (@kinkumashuhu) February 8, 2024
お料理開始 Let’s Cooking!!
きゅうりの下処理
きゅうりを流水にあてながら包丁の背でイボを取り、頭の部分の皮は厚くて苦味があるので剥きます。きゅうりのイボに関しては、一番雑菌がついている箇所になるので、とくに生食の場合は意識して取り除くクセをつけておいてください。
4～5センチに切り分けたきゅうりを1/4カットにし、タネの部分を削ぎ落としましょう。タネの周りは水分が多いので、ここを取り除くことで味がぼやけにくくなります。タネを除いたら、細切りにしてください。
その他具材の切り込み
人参は細切り、玉ねぎはスライス、ロースハムは短冊切りにしてください。
野菜を塩揉みする
きゅうり・人参・玉ねぎをボウルに入れ、軽く塩揉みします。さらに10分ほど放置し、流水である程度塩を落としたら、しっかり水気をしぼってください。写真ではザルにあげていますが、このあとさらにバットに広げてペーパーで挟みました。
ゆで卵を作る
沸騰したお湯に卵を入れ、12～13分ぐつぐつさせてゆで卵を作ります。ゆで卵は殻を剥いたあとは冷やしておいてください。
最高のマヨネーズソースを作るための一手間
小鍋に牛乳・白ワインビネガー・砂糖・コンソメ・卵黄をあわせ、弱火にかけながら混ぜます。卵黄に火が入ると固まるので、ときどき小鍋を火から外しながら常にかき混ぜていましょう。沸かない程度にふつふつなったら火からおろし、完全に冷ましておきます。
マヨネーズソースを仕上げる
ボウルにマヨネーズ・粒マスタード・粉チーズ・冷やしておいた牛乳と卵黄のソースをあわせて混ぜます。
マカロニサラダにおすすめのショートパスタの種類は？
マカロニは数あるショートパスタのうちのひとつです。今回筆者が使うのはフジッリ（カールともいう）という種類のショートパスタで、螺旋状になっているためマヨネーズソースがよく絡みます。マカロニサラダを作るにはうってつけの形状でしょう。
ショートパスタを茹でる
マカロニサラダを美味しく仕上げるためのポイントは、表記の茹で時間よりも少し長めに塩茹ですることです。こうすることでパスタが水分を多く吸うので、次の日ももっちり食感が変わらず楽しめます。パスタの太さにもよりますが、様子をみながら1.2～1.5倍は長めに茹でてみてください。
塩茹でしたショートパスタにバターを絡める
パスタをザルにあげて水気を切ったら、ボウルに移してそこへバターを落とします。パスタの予熱で溶かしながら、全体にバターの風味をプラスしましょう。
バターがしっかり絡んだら、濡らしてしぼったペーパーを落として、表面が乾燥しながら粗熱を取ります。粗熱を取らずにソースを絡めると、マヨネーズが分離してしまうので注意です。
すべてを混ぜあわせて仕上げる
さらにパスタ・水気を切った野菜・ロースハム・粗みじんしたゆで卵をあわせ、そこへマヨネーズソースを投入。パスタ全体にしっかりソースを絡め、好みの量のブラックペッパーも散らして混ぜたら完成です。
完成 It’s ready to eat!!
マカロニサラダを手作りすれば、大量に食べられるから嬉しいですよね。
さあ、美味しそうなので、それでは早速食べてみましょう！
ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ……
これはかなり濃厚な味わいです。マカロニサラダはマヨネーズだけだと味がぼやけがちですが、それ以外のさまざまな隠し調味料のお陰で深い味わいになっています。バターの香りも食欲を刺激するいいアクセントです。
ぜひいつものマカロニサラダを作り飽きた人は、本記事を参考に究極のマカロニサラダを作ってみてください。少し手間はかかるかもしれませんが、絶対に美味しいですよ。
レシピ Recipe!!
<材料>4人分
マカロニ・・・・・・250g
きゅうり・・・・・・1本(細切り)
玉ねぎ・・・・・・・1/２個(スライス)
人参・・・・・・・・1/3個(細切り)
ゆで卵・・・・・・・2個(粗みじん)
バター・・・・・・・20g
(A)牛乳・・・・・・・・・大さじ3
(A)白ワインビネガー・・・大さじ1(酢でも可)
(A)砂糖・・・・・・・・・大さじ1弱
(A)卵黄・・・・・・・・・1個
(B)マヨネーズ・・・・・・120g～(味をみながら調整)
(B)粒マスタード・・・・・大さじ1強
(B)粉チーズ・・・・・・・大さじ1弱
B.P・・・・・・・・・適量
下準備など
- 食べ過ぎ注意です。
手順
1,きゅうり・玉ねぎ・人参をそれぞれ適当なサイズの細切りにする。きゅうりはタネの部分を切り落とす。
2,ボウルに(1)をあわせ、分量外の塩小さじ1/2程度を加えて軽く全体を揉む。10分放置する。
3,しっかり手で(2)の水気を絞って、ペーパーを引いたバットの上に薄く広げる。上からもペーパーを被せ、可能な限り水分を取り除く。
4,小鍋に湯を沸かし、生卵を入れて12分茹でる。完成したゆで卵は殻を剥いて冷まし、粗みじん切りにしておく。
5,小鍋に(A)をあわせ、弱火にかける。沸かし過ぎると卵黄が固まるので、たまに火から外しながら常に混ぜておく。ソース全体がまとまってきたら火からおろし、粗熱を取っておく。
6,(5)と(B)をボウルにあわせ、マヨネーズソースを完成させる。
7,マカロニを袋に書かれている茹で時間の1.2～1.5倍長く茹で、ザルにあげて水気を切る。
8,(7)をボウルに移し、バターを入れて予熱で溶かしながら全体に絡める。濡らして絞ったペーパーで、マカロニの表面が乾かないように覆って粗熱を取る。
9,(3)(6)(8)をボウルにあわせ、全体を和える。好みの量のブラックペッパーも混ぜ込む。
お手数ですが、
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