日本のSNSでも大反響「暗殺者のパスタ」
「暗殺者のパスタ」って知っていますか?
元々は、イタリア南部の地方の郷土料理らしいのですが、最近ではイタリア全土でブームになっている料理だそうです(真偽は不明)。
そして、その勢いはとどまることを知らず、ついには日本においてもテレビやSNSを騒がせ始めました。
さて、それでは「暗殺者のパスタ」とは、一体どんなパスタなのでしょうか?
説明するまでもなく、通常のパスタは乾燥状態のものを茹でます。
しかしこのパスタは全く違います。
なんと、しっかり焼いて、乾燥状態のパスタにおこげを付けるのです。
しかもその上で、トマトスープを少しずつ加えながら、まるでリゾットのように仕上げていきます。
こうして完成したパスタは、トマトの旨味が凝縮され、とんでもない美味いのです。
作り方も材料も簡単なので、ぜひみなさんも真似してみませんか?
ちなみに「暗殺者のパスタ」とは、見た目が血の色に仕上がることからその呼び名が付いたと言われています(諸説あり)。
・とにかくパスタにおこげを付けよう!
・リゾットの技法でパスタを作る方法を知ろう!
「#暗殺者のパスタ」(特盛)🍝
乾燥パスタを焦がして、
トマトスープで煮込んでいく👍斬新な料理だネ💦#おうちごはん#料理好きな人と繋がりたい#ブロガーさんと繋がりたい#お腹ペコリン部 pic.twitter.com/RkPpWguqAq
— キンクマ主夫の食卓@料理家ハムスター (@kinkumashuhu) January 21, 2023
お料理開始 Let’s Cooking!!
トマトスープを作る
「暗殺者のパスタ」は、「リゾッタータ」と呼ばれる調理方法で作ります。
名前からも想像できるように、リゾットを作る際の技法をパスタに応用したものです。
先ずは、トマトスープを作ります。
鍋に水、トマト缶、コンソメキューブ、塩を入れて一度沸かしてください。
パスタを焼く準備
フライパンにオリーブオイルを引いて、にんにくスライス、唐辛子を入れて弱火にかけます。
じっくりオイルに香りや辛さを移していきましょう。
「暗殺者のパスタ」は、元々はとっても辛い料理らしいです。
ある程度の辛さが好きな人は、できる限り唐辛子を小さく千切ってあげてください。
にんにくの表面がキンクマ色になったら、にんにく、唐辛子は取り出します。
ケチャップを投入!
パスタを焼く
そして、ここの乾燥パスタをそのまま投入してください。
フライパンが小さい場合は、パスタを半分に折りましょう。
ここからは、中強火です。
パスタ1本1本に火が入るよう、必ず重ならないように広げてあげます。
フライ返しなどを使って、パスタを万遍なくフライパンに押し付けてください。
香ばしい匂いが十分してきたら、パスタ全体をひっくり返し、反対の面も焦がしていきます。
失敗料理の見た目をしていますが、成功です!
トマトスープを加える
最初に作っておいたスープをパスタがひたひたに隠れる程度まで注ぎます。
一旦強火にし、沸いたら中火まで落とします。
また、麺が焦げ付いて固まっていると思うので、菜箸なんかを使ってほぐしてください。
スープがさらに少なくなってきたら、今度は弱火にまで落とします。
最初と同様に、パスタを優しくフライパンに押し付けながら、ゆっくり焦がしましょう(パスタが柔らかくなったら潰れやすくなるので、必ず優しい力で行ってください)。
そして、おこげができる香りと音が聞こえてきたら、再びスープを加えます。
アルデンテに仕上げて完成
以上の工程を繰り返しながら、パスタがアルデンテに仕上がった段階で完成!
(仕上げの瞬間は、フライパン内の水分がほぼゼロが理想)
ちなみに、もしパスタが良い感じになる前にトマトスープがなくなったならば、水を少しずつ加えます。
完成 It’s ready to eat!!
すっごくトマトの香りがします!
そして、おこげのせいで見た目も何だかいつもと違いますね~。
さて、そのお味の方はいかがでしょうか?
モグモグモグ……
あっ、トマト感が凄い!
トマトの旨味がびっくりするぐらいパスタに凝縮されています。
そして、やはり食感も面白いんですよ~。
かた焼きそばを思い出しました。
本当にサイコーですね。
ぜひみなさんも作ってみてください。
いつもと一味違うパスタに、きっと感動することでしょう。
レシピ Recipe!!
<材料>1人分
パスタ・・・・・・・・・100g(太くても1.6mmぐらいまで)
オリーブオイル・・・・・大さじ2
にんにく・・・・・・・・2かけ(スライス)
唐辛子・・・・・・・・・1本
ケチャップ・・・・・・・60g
(A)水・・・・・・・・・・・300cc
(A)トマト缶・・・・・・・・400g
(A)コンソメキューブ・・・・1個
(A)塩・・・・・・・・・・・一つまみ
下準備など
- 食べ過ぎないように気を付ける。
手順
1,(A)を鍋に合わせて一度沸かす。
2,オリーブオイルを引いたフライパンに、にんにくと唐辛子を入れて弱火で香りが立つまで炒める。
3,にんにくの表面がキンクマ色になったら、にんにく、唐辛子を取り除く。
4,(3)のフライパンにケチャップを入れ、その上にパスタを重ならないように並べる。
5,中強火にし、パスタをフライパンに押し当てながら焦がす。
6,香ばしい香りが立ってきたら、パスタをひっくり返す。
7,両面焦げたら、(1)をパスタがひたひたに隠れるまで注ぐ。
8,強火にし、沸いたら中火に落とす。
9,スープにとろみが付いてきたら弱火に落とし、優しくパスタをフライパンに押し当て、ゆっくり焦がす。
10,焦げたら再びスープを入れ、(8)、(9)を繰り返す。
11,パスタがアルデンテになったら、スープを最後まで煮詰めて完成。
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