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【レシピ】冬至に!乾燥小豆で作る本当に美味しい「かぼちゃのいとこ煮」

キンクマ
いとこ煮は祝い事で食べられる縁起のいい料理だヨ。

 

冬至の日以外にも常備菜としてもおすすめ

「かぼちゃのいとこ煮」といえば、今でも冬至の日に好んで食べられることがある料理です。少々手間はかかりますが、この料理は乾燥小豆を使って作ることで、一気にその美味しさが跳ね上がります。初めて小豆を炊く人も、ぜひこの記事を参考に作ってみてください。

 

今回のポイントや見どころ
・小豆の炊き方を覚えよう!
・煮崩れしないかぼちゃの下処理を覚えよう!
・美味しいかぼちゃの煮方を覚えよう!

お料理開始 Let’s Cooking!!

小豆の炊き方

まずは洗った小豆を鍋で炊いていきます。炊いている最中に小豆が空気に触れると皮が破れるので、必ず小豆が出ない量の水を入れましょう。炊いていると、だんだん小豆が膨らんでくることも計算に入れてください。

最初は中火でかまいませんが、沸いてきたら弱火に落とし、小豆が軽くぐらぐらと動く程度を目指します。そして水が減ってきたら都度水を加えていきましょう。

 

キンクマ
小豆はデリケートだヨ。

 

小豆のアクが味に深みを持たせる

そんなに力を入れなくても、指で潰れる程度の固さになったら火を止めます。40分程度が目安です。

また通常小豆であんこを作る場合など、途中で渋切り(アク抜き)しますが、いとこ煮の場合は味に深みを持たせるためにあえてアクは残します

 

キンクマ
アクを活かすヨ。

 

かぼちゃの下処理

かぼちゃはスプーンを使い、種とワタを抜きます。可食部だけで約600gありました(小豆の量は今回乾燥状態で50g使用)。

 

煮崩れ防止と味の染み込みアップ

かぼちゃを適当な大きさに切っていきます。煮崩れしやすい種とワタがついていた表面を薄く切り落とし、皮目のほうは面取りもしています。また皮表面を適当に削ぐことで、味の染み込みアップを図ります。

 

キンクマ
発生したかぼちゃの屑は、冷凍保存してかき揚げなどに使おう!

 

仕上げ

鍋に皮目を下にしてかぼちゃを並べ、砂糖と小豆も煮汁ごと加えます。さらに出汁を加え、かぼちゃがひたひたになるよう調整してください。

中強火にかけ、沸いたら落し蓋をして10分ほど煮ます。そして薄口醤油を適量入れ、さらに5分ほど煮たら火を止めて完成です。ただしすぐには食べず、ある程度冷ましたほうが味が染みて美味しいです。

 

キンクマ
煮汁が少ないように見えても、落し蓋をすれば大丈夫だヨ。

完成 It’s ready to eat!!

 

わずかに甘い香りが漂ってきます。
それでは早速食べてみましょう!

 

モグモグモグ……

 

かぼちゃが甘くてほくほくで、しっかり中まで味が染みています。大きな煮崩れなく仕上がったのも、地味にポイントが高いですね。

それに何といっても、市販のゆで小豆からは決して味わうことができないぷりぷり食感。いとこ煮は、これを味わうためにあるような料理です。冬至の日はもちろん、ぜひ日頃の常備菜としてでも作ってみてください。

 

キンクマ
小豆の食感がたまらないネ。
キンクマの奥さん
この小豆の食感は初めてかもしれん。

レシピ Recipe!!

<材料>大盛り4人分

かぼちゃ・・・・・・500~600g
乾燥小豆・・・・・・50g

出汁・・・・・・・・約200ml
砂糖・・・・・・・・大さじ3
薄口醤油・・・・・・大さじ1強


下準備など

  • 小豆を炊いている際、小豆が空気に触れないよう水の量は注意しましょう。
  • かぼちゃの皮むきはピーラーを使うと簡単です。

 

手順

1,鍋に洗った小豆と十分小豆が隠れる量の水を入れ、中強火にかけ沸かす。
2,沸いたら小豆がふつふつ動く程度の弱火に落とし、40分程度炊く。水が減ってきたら都度水を足す。
3,かぼちゃは種とワタを取り、面取りと皮を一部剥く。種とワタがついてあった内側を少し切り落とすと、さらに煮崩れしにくい。
4,皮目を下にして鍋にかぼちゃを並べ入れ、小豆を煮汁ごと加える。さらに出汁を加え、かぼちゃがひたひたになるよう調整する。
5,砂糖を加え、中強火にかける。
6,沸いたら落し蓋をし、10分ほど煮る。
7,薄口醤油を加え、さらに5分ほど煮る。
8,火を止め、かぼちゃに味を馴染ませる(15分ほど常温に置いておく)。

 

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