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【レシピ】とっても簡単!さっぱり美味しい「新生姜の甘酢漬け(ガリ)」の作り方

キンクマ
実はとっても簡単に作れるヨ。

 

ガリは新生姜の大量消費にうってつけの保存食

新生姜のシーズンは年に2回あり、ハウス栽培のものは6~8月の夏頃、露地栽培のものは9~10月の秋頃に出回ります。誰もが一度は、その頃に新生姜を手にしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、新生姜の大量消費にもおすすめの「新生姜の甘酢漬け」の作り方を紹介します。すなわち、お寿司の隣でよく見かける「ガリ」のことですね。

辛みがマイルドで繊維質が少ない新生姜だからこそ、ガリを作るのには適しています。冷蔵庫に入れておけば2か月ほど保存が効くので、ぜひこの記事を参考に手作りガリに挑戦してみてください。

 

今回のポイントや見どころ
・ガリの着色の仕方を覚えよう!
・新生姜の食感と風味を残す調理法をマスターしよう!

 

お料理開始 Let’s Cooking!!

新生姜の下処理:ピンクの部分でガリを着色できる

ガリを作るには、繊維が柔らかい新生姜が適しています。普通の生姜でも作ることはできますが、あまりおすすめしません。

まずは新生姜をしっかり洗って汚れを落としましょう。

 

つながったままだと皮を剥きにくいので、新生姜に包丁を入れて適当なサイズに分けましょう。

さらに頭のピンクの部分を落とします。お寿司屋さんで見かけるガリの中で、微妙に赤みがかかっているのを見かけたことはありませんか?

実はあの色、このピンクの部分を一緒に漬け込むことで着色できるのです。市販のガリの場合は、ほとんどが着色料かもしれませんが……。

 

キンクマ
汚い部分や固くなっている部分があったら落としてネ。

 

包丁の背、もしくはスプーンで表面を擦って皮むきします。新生姜は皮が薄くてやりやすいですね。

 

包丁で薄切りにします。もちろん家にスライサーがある人は、スライサーを使うと早いです。

 

キンクマ
スライサーの扱いには気を付けてネ。

 

新生姜を一度塩茹でする

たっぷりの湯に塩を適量混ぜ、沸いたところへ新生姜を投入。大体1分半から2分を目安にぐつぐつさせます。

 

新生姜の粗熱の取り方と水気の絞り方に注意

ザルに広げるようにして上げ、粗熱を取りながら水気を切ります。粗熱を取る際は、ほかの野菜であれば冷水に落とすことが多いですが、新生姜の場合は風味をできる限り飛ばさないように水には浸けません

手で触れる熱さになったら、両手で挟んで手の平で押し潰すようにして水気を絞ります。繊維が壊れて食感を損なうので、くれぐれも雑巾絞りだけは止めてください。

 

キンクマ
火傷に注意だヨ。

 

甘酢が熱いうちに新生姜を投入

酢、砂糖、塩をあわせて甘酢を作ります。酢の種類はなんでもかまいませんが、米酢を使って作ることが多いです。

砂糖が溶け、沸騰直前になったら火を止めます。

 

キンクマ
砂糖はお好みで調整してネ。

 

熱いうちに新生姜とピンクの部分を甘酢へ投入してください。このまま常温へと冷めていく過程で味がしっかり染み込み、ピンク色も甘酢によく溶けます。

完全に常温になったら、清潔なタッパーやビンへ鍋の中身を移して冷蔵庫に入れましょう。味は2時間ほどで染み込むのですぐに食べられますが、着色するのは一晩以上かかります。

ガリは保存食なので、1~2か月は冷蔵庫内で保存可能。ただし、見た目や味に変化があったり腐敗臭を感じたら処分しましょう。

 

キンクマ
つまみ食いに注意だヨ。

一晩経過したら少しピンク(?)がつきました

完成 It’s ready to eat!!

 

ガリって大好物なんですよね。
さあ、手作りガリの味は如何ほどか?
それでは早速食べてみましょう!

 

モグモグモグ……

 

お~、鼻を抜ける爽やかな香りがたまらないですね。これは市販のガリではなかなか感じられないのではないでしょうか?

さらに、ガリの名前の由来ともなった「ガリガリ」という食感。これも手作りだからこそ味わえる特権ですね。

ぜひみなさんも新生姜を手に入れたら、大量にガリを仕込みましょう。毎日のごはんが楽しくなりますよ。

 

キンクマ
白米が止まらない味だネ。
キンクマの奥さん
止めなさい。

レシピ Recipe!!

<材料>4人分×5日分ぐらい

新生姜・・・・・・・300g

(A)酢・・・・・・・・・200ml
(A)砂糖・・・・・・・・100g
(A)塩・・・・・・・・・小さじ1強


下準備など

  • 新生姜の頭のピンクの部分を使うのは着色が目的なので、必要なければ使わなくて大丈夫です。

 

手順

1,新生姜は流水で洗い、頭のピンクの部分を落として取っておく。
2,皮を包丁の背で落とし、薄切りする。
3,鍋にたっぷり水を張って塩を適量入れて火にかけ、沸いたところへ(2)を入れて約1分半茹でる。
4,ザルに上げて粗熱を取り、手の平で挟んで潰すように水気を絞る。
5,鍋に(A)をあわせて火にかけ、沸く直前で火を止める。
6,(5)に(4)と新生姜の頭のピンクの部分を入れる。
7,粗熱が取れたら鍋の中身を清潔なタッパーかビンに移し、冷蔵庫に入れて最低2時間は漬ける。

 

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