大根を味わう料理
冬に旬を迎える野菜の代表とも言えるのが「大根」です。
今回は、その大根をサイコーに美味しく食べたいと思い、「ハマチ大根」を作ってみます。
本当はブリ大根にしたかったのですがブリさんがたまたま店頭に並んでおらず、そんな中、ハマチさんと目があってしまったのです。
過去には「あら炊き」、「煮つけ」の作り方も記事にしていますので、お魚を上手に煮つけたい方はぜひぜひ参考になさってください。
筋クマ お魚さんのアラほど旨いご馳走はないネ。 あら炊きは魚の旨味をしっかり味わえる 今回は、鯛のあらを使って「あら炊き」を作ります! 慣れていないと手を出しづらい食材だと思い[…]
筋クマ クリスマスと言えばカワハギだネ カワハギは肝が最高 前回釣ってきたカワハギです。 [sitecard subtitle=あわせて読む url=https://kinku[…]
お料理開始 Let’s Cooking!!
先ず最初に大事なことがあるのですが、
ハマチ大根(ブリ大根)を作る時は必ず「アラ」も一緒に購入してください。
「アラ」があるだけで、大根に染み込む旨味が桁外れに良くなります。
アラマー!
もちろん身だけでも大丈夫です!
慣れていないと、「アラ」は手間が増えるので大変ですもんね。
\バラバラニナッチャッタ/
先ずは、身にもアラにもたっぷり塩をまぶします。
余分な水分や臭みをしっかり抜きましょう。
15分程放置!
その間、お湯を沸かします。
ぐつぐつぐつぐつだと熱すぎるので、
ふつふつふつふつぐらいがベストです。
(熱すぎると皮が破れ身が崩れる)
「霜降り」します。
表面の汚れや血合いを取り除きましょう。
(霜降りは「あら炊き」の記事の中でちょっと詳しく書いています)
お湯をばしゃあああああ!!!!!
\ギャアアアア!!!!!!!!/
菜箸を使って全体にお湯をあてます。
あとは流水を使ってひとつひとつ掃除していきましょう。
(特にアラ)
大根の準備!
厚さは3センチぐらい。
薄すぎると煮崩れるし変に味が入り過ぎます。
面取りして、隠し包丁を入れました。
隠し包丁は、片面だけでなく両面に入れることで均等に味が染みわたります!
(ただし、隠し包丁は表裏45°ずらしています)
とっても大事な下茹で!
お米の研ぎ汁で行います。
(生米一掴みでも大丈夫)
串が中心にまで入るようになったら冷水で洗います。
ハマチの身、アラ、下茹でした大根を鍋に入れ、水、酒、みりん、砂糖、生姜で味を入れていきます。
醤油を先に入れると身が固くなるし、甘味が入らないので必ず後から入れましょう!
カメラが蒸気で曇りました!!!!!
濃口醤油、刺身醤油を入れ、そして隠し味!
お味噌です!
味に深みが増すのでぜひ試してみてください。
完成 It’s ready to eat!!
やはり冬の大根は美味すぎる!
柔らかくて甘い!
ちょっとした手間でいくらでも美味しくなる料理ですので、ぜひお時間ある時にでもチャレンジしてみてください!
レシピ
<材料>2人分
ハマチ・・・・・・・・1匹
大根・・・・・・・・・1/2本
(A)水・・・・・・・・・2カップ
(A)酒・・・・・・・・・2カップ
(A)生姜・・・・・・・・2かけ(スライス)
(A)みりん・・・・・・・80cc
(A)砂糖・・・・・・・・90g
(B)濃口醤油・・・・・・80cc
(B)刺身醤油・・・・・・30cc
(B)味噌・・・・・・・・大さじ3
1.大根は3センチの厚さに切り、面取りし、隠し包丁を入れる。
2.串がスッと入るまで(1)を大量のお湯で下茹でする。
3.(2)を流水で一度洗う。
4.鍋で湯を沸かし、ハマチを霜降りする。
5.ハマチの掃除が終わったら鍋にハマチを並べ入れ、(3)と(A)を入れて火にかける。
6.アクが浮いてきたら丁寧に取り除く。
7.アクが落ち着いてきたら、(B)を入れ落し蓋をする。
8.煮汁が1/3ほどになるまで煮詰めたら完成。
お手数ですが、
下のアイコンをポチッと押していただけると
大変励みになります。
「和食」のお勧めレシピ
キンクマ お魚捌くの楽しいネ。 魚嫌いの子どもが食べられるほどの美味しさ 今回は、アジを使って「鰺バーグ」を作ってみます。 アジのハンバーグですね。 この料理の特徴は、何と言[…]
キンクマ 煮物は丁寧さが大事だヨ。 歴史ある金沢の郷土料理 「治部煮(じぶに)」って聞いたことありますか? 薄力粉をまぶした鴨肉、すだれ麩(金沢の特産品)、野菜を合わせて煮ます[…]
筋クマ 豆腐は健康的だから沢山食べても大丈夫カナ? 豆腐を一番美味しく食べる方法が揚げ出しだと思います 今回は、「揚げ出し豆腐」を作っていきます。 熱くてふわふわで、衣に染み込[…]