伝統ある日本の保存食
今回は、「きゃらぶき」を作ってみようと思います!
漢字では「伽羅蕗」と表記され、「伽羅(きゃら)」は黒とか濃い茶色みたいな色を意味します。
ちなみにきゃらぶきってのは、お弁当なんかに入っているバニラビーンズみたいなやつです!!!!!
お料理開始 Let’s Cooking!!
フキは下処理がとっても大事!
まな板の上にフキと塩!!!!!
フキをころころ転がして「板ずり」します。
キュウリなんかでもやりますよね?
キュウリで言えば表面のイボイボを取り除くことができ、青臭さを抜き、味の入りをよくしてくれます。
(ちなみにキュウリのイボイボには雑菌が大変多いので必ずイボイボは取り除いてネ)
フキに関しては表面の産毛を落とし、青臭さを軽減する為に行います。
ネットを使い、表面の汚れだったり産毛だったりを完全に消し去ります。
一度塩塗れのフキを綺麗に洗った後に5センチほどに切り、塩水の中で20分ほどぐつぐつします。
あっ、言うの忘れておりましたが、きゃらぶきは皮を剥きません!
フキの皮剥きって結構大変ですもんね。
湯がいた後は、少なくとも2時間は水にさらしましょう。
アク抜きタイムです。
ちなみにボウルでアクを抜いてみたら、2時間でこんな感じになりました。
(お店なんかでは流水にさらしてアク抜きしますが、ご家庭だと水道代気になるネ~)
フキは本当にアクが強い。
あとは、ぐつぐつタイムです。
こんにゃくも一緒に入れてみます。
完成 It’s ready to eat!!
フキの香りと甘辛い感じが最高です。
これだけあればご飯が無限に食べられます。
冷蔵庫で一か月は余裕で保存がきくので、大量に作っておくとお弁当なんかに役立つと思います。
レシピ
<材料>2人分
ふき・・・・・・・・・・1袋
(A)濃口醤油・・・・・・・・180cc
(A)酒・・・・・・・・・・・180cc
(A)みりん・・・・・・・・・90cc
(A)砂糖・・・・・・・・・・大さじ6
1,ふきは板ずりし、その後全体をネットなどで擦って産毛を取り除く。
2,(1)を洗い、5センチ幅に切り揃える。(根本は切り落とす)
3,(2)を沸騰した湯で20分茹でる。
4,(3)を水にさらす。(2時間)
5,(4)の水気を切る。
6,(A)を一煮立ちさせ、(5)を入れる。
7,(6)を弱火で煮詰めて完成。
お手数ですが、
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