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【レシピ】具沢山!びっくりするほど美味しい基本の「春巻き」

キンクマ
大量の白米が一瞬で消えるヨ。

 

お店のような絶品春巻きを家で作ろう!

今回は中華の定番おかずである「春巻き」の作り方をご紹介。たっぷりの具材を使った餡と、カリカリに揚がった皮の組み合わせが最高に美味しいです。春巻きは揚げる前のものであれば冷凍保存も効くので、ぜひ大量に作っておきましょう。

 

今回のポイントや見どころ
・美味しい春巻きの餡作りを覚えよう!
・春巻きの基本の巻き方を覚えよう!
・カリッ仕上がる揚げ方を覚えよう!

お料理開始 Let’s Cooking!!

春雨の下処理

まずは具材の下処理から行っていきましょう。春雨は表記の時間通りに茹でて流水で粗熱を取ったあと、キッチンばさみを使って適当な長さにカットします。

 

キンクマ
春雨が長いと食べにくいヨ。

 

野菜の下処理

野菜は基本的に、細切りできるものは細切りにしましょう。長ネギは斜め薄切りにカットし、キクラゲは小さめの一口大に切り分けます。

 

キンクマ
それなりに大きさや形が揃っていたら大丈夫だヨ。

 

干し椎茸は前日から戻しておこう

干し椎茸は前日から冷蔵庫内で、水を張ったボウルの中で戻しておきます。戻し汁もあとで使うので、必ず取っておいてください

 

キンクマ
戻し汁は旨味の素だヨ。

 

春巻きは豚ミンチか豚ロースが定番

豚肉はミンチでもかまいません。今回、筆者は生姜焼き用のロース肉を細切りにしました。

ミンチでなければ、肉に塩胡椒・濃口醤油・酒を揉み込んで下味を入れてください。その後さらに、お肉をまとめて手で持ち上げたときに、ボテボテと落ちる程度になるぐらいの量の片栗粉を加えて揉み込みます。

 

キンクマ
細切りのロース肉を使うと食べ応えがあるヨ。

 

具材を炒める

油を引いたフライパンで、豚肉から炒めていきます。豚肉に火が入ったら、干し椎茸・キクラゲ・ピーマン・たけのこ・春雨・長ネギも順に加えて炒めましょう。

 

キンクマ
炒めすぎは野菜の食感が消えるから注意だヨ。

 

水溶き片栗粉で具材に一体感を

出汁(鶏ガラスープと椎茸の戻し汁をあわせたもの)・濃口醤油・オイスターソース・酒・砂糖・にんにく・生姜を加えて沸かします。沸いたら具材をフライパンの端に寄せて中心部にスペースを空け、そこへ水溶き片栗粉を回しいれて手早く全体を混ぜましょう。

具材に一体感が出る程度のとろみを目指します。ゆるいと春巻きが破れる原因になり、固いと美味しくありません。

 

キンクマ
片栗粉がダマにならないよう頑張ろう!

 

完成した春巻きの餡は冷やす

完成した餡はバットに広げ、すぐに粗熱を取ります。粗熱が取れたら、2時間ほど冷蔵庫に入れておきましょう。餡が固まり、扱いやすくなります。

餡が熱いままだと、そもそも巻きにくいし、皮が破れる原因にもなります。また餡が熱い状態の春巻きを揚げると、破裂の原因になるので要注意です。

 

キンクマ
この段階で絶品だヨ。

 

春巻きを巻く

春巻きの皮は、巻く30分前ぐらいに常温に出しておくと剥がしやすくなります。さらに、例えば10枚重なっているのを1枚1枚剥がすと破れやすいので、最初は5枚5枚、その5枚をさらに3枚2枚、最後に1枚ずつと、慌てず順に剥がしていくことをおすすめします。

また春巻きの皮には表裏があり、つるつるしている面が外側になるように具材を包んでください(ざらざらしている面に具材を乗せます。見た目でも穴がぽつぽつ目立つ場合があります)。ただし春巻きの皮によってはわかりにくいこともあるので、あまり神経質にならないでくださいね。

具材を対角線よりも少し下に、細長く置きます。そこからまずは、写真のように両端を内側に折りたたんでください。

 

キンクマ
春巻きは楽しく巻かないとダメだヨ。

 

最初は空気を抜くように巻く

今度は下側を上方向に折りたたみます。このとき中の空気をしっかり抜くように、具材を皮で力強く包んでください。空気が入りすぎると、破裂の原因につながります。

 

キンクマ
巻き方にもコツはあるヨ。

 

仕上げはふわりと巻いて糊付け:冷凍保存も可能

このまま具材を包むようにコロコロと転がし、糊付けします。先ほどとは違い、空気を含ませるようにふわりと巻いてあげてください。糊は薄力粉と水を同量で混ぜあわせて作ります。

またこの段階の春巻きは、冷凍保存が可能です。ラップで一つずつ包み、まとめてジップロックに入れて、冷凍庫にインしましょう。

 

キンクマ
コロコロコロ♪

 

春巻きを揚げる

たまに上下を返しながら、160℃に熱した油で3~4分揚げます。その後、火を一気に強め、180℃で30秒~1分揚げて完成です。そのまま食べても十分美味しいですが、酢醤油をつけて食べるとまた一段と美味しく食べられます

 

キンクマ
濃いめのキンクマ色に仕上げよう!

完成 It’s ready to eat!!

 

冷めても美味しいですが、やっぱり春巻きは揚げたてが一番です。
それでは早速食べてみましょう!

 

モグモグモグ……

 

皮のパリパリ食感と、中にたっぷり詰まった餡の旨さが絶品ですね。餡はたくさんの種類の野菜を使っているから、いろいろな食感の違いを生み出しています。また今回酢醤油につけて食べてみましたが、春巻きに本当によく合いますよ。

春巻きは一見すると大変そうな料理に見えますが、案外慣れたら楽しく作られます。冷凍もできるので、ぜひ時間があるときにまとめて作ってみてくださいね。

 

キンクマ
春巻きを考案してくれた中国人に感謝するヨ。
キンクマの奥さん
これは美味すぎる。

レシピ Recipe!!

<材料>4~6人分(20本分)

春巻きの皮・・・・・20枚

豚ロース・・・・・・200g(細切り)
(A)濃口醤油・・・・・・大さじ1
(A)酒・・・・・・・・・大さじ1
(A)塩胡椒・・・・・・・適量

片栗粉・・・・・・・適量

春雨・・・・・・・・40g(茹でたあと一口大カット)
ピーマン・・・・・・2個(細切り)
たけのこ・・・・・・80g(細切り)
乾燥キクラゲ・・・・5g程度(小さめ一口大)
長ネギ・・・・・・・1/2本(斜め細切り)
干し椎茸・・・・・・3個(細切り)

(B)出汁・・・・・・・・・300ml(鶏ガラスープと干し椎茸の戻し汁を半々)
(B)濃口醤油・・・・・・・大さじ2
(B)オイスターソース・・・大さじ2
(B)料理酒・・・・・・・・大さじ1
(B)砂糖・・・・・・・・・大さじ1弱
(B)ごま油・・・・・・・・大さじ1弱
(B)にんにく・・・・・・・1かけ(おろし)
(B)生姜・・・・・・・・・1かけ(おろし)

水溶き片栗粉・・・・適量(片栗粉:水=1:1)

(C)薄力粉・・・・・・・大さじ3弱
(C)水・・・・・・・・・大さじ3弱


下準備など

  • 豚ロースは豚ミンチでも代用可能です。
  • 干し椎茸の戻し汁は使うので間違えて捨てないようにしてください。前日から冷蔵庫内で戻しておきましょう。
  • 具材を炒める工程では、あまり火を入れ過ぎないようにしましょう。
  • (8)の工程まで済んだら冷凍できます。ひとつひとつラップで包み、まとめてジップロックに入れて冷凍庫に入れましょう。

 

手順

1,細切りにした豚ロースに(A)を加え、揉み込んで下味を入れる。
2,全体がボテッとひとまとまりになるよう片栗粉を塗す。
3,油を引いたフライパンで豚ロースを炒める。
4,干し椎茸・キクラゲ・ピーマン・たけのこ・春雨・長ネギを順に加えて炒める。
5,(B)を加えて沸かす。
6,具材を端に避け、中心部の空いたスペースに水溶き片栗粉を回し入れ、ダマにならないよう手早く混ぜる。
7,完成した餡をバットに広げ、粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間ほど休ませる。
8,餡をおおよそ20等分し、皮で包んで糊付けする(包み方は記事本文をご確認ください)。
9,160℃に熱した油で3~4分揚げる。
10,火力を最大にし、180℃で30秒~1分揚げる(濃いめのキンクマ色を目指す)。

 

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