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【レシピ】市販の「うなぎの蒲焼き」を究極に美味しくする裏ワザ!家で食べるうな丼がお店級に変身

キンクマ
専門店で食べるようなうな丼を家でも楽しもう!

 

市販のうなぎの蒲焼きは一度洗え!

うなぎ専門店で食べる「うな丼」と同じクオリティのものを、ぜひお家でも食べたいですよね。実はスーパーでよく見かける海外産のうなぎの蒲焼きを、劇的に美味しくする裏ワザが存在するのです。

それはズバリ、表面のタレを一度洗い流すこと。初めて聞いた人は驚いたかもしれませんが、あのタレは見た目を重視したものであり、うなぎ本来の味を邪魔してしまっているのです。今回紹介する裏ワザは、実際に和食のプロも推奨するものなので、騙されたと思ってぜひお試しください。

 

今回のポイントや見どころ
・表面に付着したタレを素早く洗い流そう!
・タレはうなぎの頭としっぽを入れて手作りしよう!
・蒸せば柔らかさアップ!(好み)
・皮目を炙って風味アップ!

お料理開始 Let’s Cooking!!

市販のうなぎの蒲焼きはタレを取り除け!

今回は、スーパーで買える海外産の頭付きのうなぎを購入しました。このうなぎのタレは、ツヤを出して見た目をよくすることが主な目的であるため、味についてはいい加減なことが多いです。

そこで思い切って、タレを洗い流しましょう。うなぎは崩れやすいので、ボウルの中で流水にあてながら、指先で表面を擦るとタレが取れます。

ただしあまり流水にあてすぎると、うなぎ本来の旨味が落ちるので、タレは大まかに落とせたら十分です。タレを落としたら、水気を拭き取ってあげます。

 

キンクマ
プロの料理人も使うテクニックだヨ。

 

うなぎ蒲焼きの頭の落とし方

うなぎの頭としっぽの先端を切り落とします。頭に関しては、胸ビレの下から頭方向に斜めに包丁を入れることで、貴重なうなぎの可食部を増やすことができます。しっぽは先端2センチほどを落としましょう。

 

キンクマ
関西ではうなぎの頭は「半助」という呼び名で親しまれているヨ。

 

頭・しっぽから旨味を抽出しながらタレを作る

まずは鍋に酒・みりん・うなぎの頭・しっぽを入れ、中火で一度沸かします。沸いたら、濃口醤油・たまり醤油・砂糖を入れてください(たまり醤油がなければ濃口だけでかまいません)。再度沸いたら弱火に落とし、10分ほど詰めたら火を止めてタレの完成です。

 

キンクマ
この工程があるからこそ、蒲焼きは頭付きを買うのがおすすめネ。

 

蒸すことでふわふわ食感に

フライパンに湯を沸かし、うなぎを並べた蒸し器を投入します。ちなみにこの蒸し器は、ダイソーで購入した折りたたみ蒸し器です。

 

キンクマ
想像以上に便利だったネ。

 

レンジでチンしても十分美味しい

フタをしますが、少しフタはずらしておいてください。約6分蒸したらフタを外して火を止めます。蒸すのが面倒な場合や少し固めが好みなら、レンジでチンしましょう

 

キンクマ
熱いから火傷に注意だヨ。

 

皮目を炙れば風味がアップ

皮目をバーナーで炙り、風味を立たせます。この工程は、絶対ではありません。

 

キンクマ
バーナーが家にあって、時間がある人だけ炙るとイイヨ。

 

盛り付け

たっぷりの白米にタレを好きなだけかけます。今回筆者は、彩りととカサ増しのために錦糸卵も乗せました。そして最後にうなぎを乗せ、うなぎにもタレを好きなだけかけて完成です。

 

キンクマ
ボクは白米2合分だヨ。

完成 It’s ready to eat!!

 

写真では分かりづらいかもしれませんが、とんでもない迫力です!
それでは早速食べてみましょう!

 

モグモグモグ……

 

そもそもやっぱり、うなぎ自体が美味すぎますね。だけどタレを洗い流したほうが、より一層うなぎの旨味を感じられると思います。手作りのタレも、しっかりうなぎの良さを引き立てていました。

スーパーで安く買えたうなぎも、この裏ワザを使えばうなぎ専門店で食べるうなぎに早変わり。ぜひ騙されたと思って、みなさんもお試しください。

 

キンクマ
白米4合炊けばよかったネ。
キンクマの奥さん
うなぎが足らんやろ。

レシピ Recipe!!

<材料>2人分

うなぎの蒲焼き・・・1尾

白米・・・・・・・・大量

(A)酒・・・・・・・・・30ml
(A)みりん・・・・・・・90ml

(B)濃口醤油・・・・・・大さじ3
(B)たまり醤油・・・・・大さじ1
(B)砂糖・・・・・・・・大さじ3強(好み)


下準備など

  • 頭つきの蒲焼きがおすすめです。
  • たまり醤油がなければ、濃口醤油を少し多めに入れて調整してください。
  • (5)の工程は、レンジでチンでもかまいません。蒸したほうが柔らかく仕上がるので、固いほうが好みな人もレンジでチンしましょう。
  • (6)の工程は省略してかまいません。

 

手順

1,蒲焼きについたタレを水を張ったボウルの中で洗い落とす。
2,水気を拭き取り、頭としっぽを落とす。
3,鍋に(A)、うなぎの頭としっぽを入れ、中火にかける。アクを取る。
4,沸いたら(B)を加え、再度沸いたら弱火にして10分煮詰める。
5,うなぎを適当な大きさに切り分けて約6分蒸す。
6,皮目をバーナーで炙る。
7,どんぶりに白米を好きなだけ入れ、タレを好みの量かける。
8,うなぎを並べ、うなぎ表面にも好みの量タレをかける。

 

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