秋の味覚「さつまいも」を味わう
さつまいもご飯をプロの味へ
僕の食欲は1年中ですが、大半の人は秋に食欲が旺盛になるようです。
さて、秋の味覚と言えばみなさんは何を思い浮かべますか?
サンマ? 栗? カワハギの肝?
色々ありますが、今回はさつまいもを使って「さつまいもご飯」を作ってみようと思います!
この記事では、さつまいもの甘みを最大限に引き出すプロの技術をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
本気を出したさつまいもの味はサイコーですよ。
「塩」が甘さを引き出す
さつまいもは、塩水に浸けます。
浸ける時間は、なんと最低でも一晩以上!
よくあるレシピでは、炊く時に一緒に塩を加えますが、残念ながらそれでは中まで塩味が浸透しません。
中まで塩味を浸透させることこそが、何より重要なのです。
・さつまいもは必ず塩水にさらす!
お料理開始 Let’s Cooking!!
さつまいもです。
横たわって眠るモルモットさんのような風貌ですね。
皮は、剥いても剥かなくてもどちらでも構いません。
ですが、プロは比較的剥くことが多いように感じます。
何故なら皮は口に残りやすく、炊いた後に崩れやすくもなるからです。
今回僕は、皮は半分ぐらい適当に剥きました。
(ちなみにもし皮を剥く場合、厚めに剥いてあげるのがコツです)
さつまいものアク抜き
さつまいもは、1cm角に切り揃えます。
そして、水でアク抜きしてください。
ボウルに水を張り、かき混ぜたらすぐ白く濁ります。
それをお米を研ぐような感じで何度か繰り返し、あまり水が濁らなくなったらそこから更に15分ほど水にさらしてください。
さつまいもを塩水にさらす
塩水に酒を混ぜ、昆布を落とします。
これに先ほどのさつまいもをしっかり水を切った上で浸けてください。
少なくとも一晩以上です。
この工程を行うか行わないかで、さつまいもご飯の味が決まります。
さつまいもの中まで塩味が染みわたり、どんなさつまいもでも甘味が引き立つのです。
1日後!!!!!
研いだお米、水、酒、塩、昆布、水気を切ったさつまいも!
このシンプルな調味料だけで、とんでもなくオイシーさつまいもご飯が出来上がります。
色を見てください。
濃いめのキンクマ色です!
サイコーですね。
あとは黒ごまを振り掛けて、さつまいもを出来る限り潰さないように混ぜてください。
完成 It’s ready to eat!!
巨大な俵型おにぎりにしてみました。
それでは実食です。
先ずは、さつまいもだけを食べてみました。
ビックリするぐらい甘い!
間違いなく、一晩塩水に漬けた効果ですよ。
そして、おにぎりを豪快にガブッ!
あ~、全てのバランスが上手く取れています。
塩味や甘味、さつまいもの食感、全てがパーフェクトです。
みなさんもぜひ、さつまいもがオイシーこの時期にお試しください!
レシピ Recipe!!
<材料>4人分
米・・・・・・・・・2合
さつまいも・・・・・200g(1cm角)
(A)水・・・・・・・・・400cc
(A)酒・・・・・・・・・大さじ2
(A)塩・・・・・・・・・大さじ1
(A)昆布・・・・・・・・5cm角
(B)水・・・・・・・・・炊飯器の目盛りに合わせる
(B)酒・・・・・・・・・大さじ2
(B)塩・・・・・・・・・小さじ1
昆布・・・・・・・・5cm角
黒ごま・・・・・・・適量
下準備など
- さつまいもを浸ける時間に最低一晩以上かかる。
- お米を浸水させたら一層美味しく仕上がります。気になった方はコチラ。
- お米を炊く際の水の量は、お使いの炊飯器のクセを考えて調節してください。
手順
1,さつまいもを1cm大の角切りにし、流水にさらしてある程度アクを取る。
2,水を張ってさらにに15分ほどアク抜きする。
3,さつまいもをザルに上げ、(A)に浸け、冷蔵庫で一晩寝かす。
4,炊飯器に研いだお米を入れ、炊飯器の目盛りに合わせて水を入れ、(B)も入れて軽く混ぜる。
5,しっかり水気を切った(3)と昆布を入れ、炊飯のスイッチを押す。
6,炊けたあと、黒ごまを入れて優しく全体を混ぜる。
お手数ですが、
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