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料理初心者が最初に揃えるべき基本の調味料14選
砂糖
「上白糖」「グラニュー糖」が料理の定番
砂糖は主に和食やお菓子作りで活躍します。砂糖の種類によって特徴が違いますが、料理初心者の場合は「上白糖」「グラニュー糖」と記載されているものがおすすめです。
長期保存ができるので、定番の1キロサイズを購入しておいて問題ありません。ただし湿気を嫌うので、一度袋を開封したあとは、フタにパッキンがついている保存性の高い容器で保管しましょう。
塩
塩は少量のストックがあればオッケー
料理で塩は欠かせませんが、大抵の場合は醤油・酒・味噌といった調味料に元から含まれる塩だけで十分です。あまり大容量の塩を購入しても、何年経っても使いきれないことがあります。ただし野菜や魚の下処理で塩を使うことがあるので、少量のストックは必ず持っておきましょう。
普段から肉を焼いたり、簡単な炒め物を作ったりするだけの人は、塩胡椒混合タイプに注目です。料理に少し振り掛けるだけで塩味が足され、胡椒の香りもプラスされます。
胡椒
まずはブラックペッパーのパウダータイプを
胡椒は香り付け・臭み消しの効果があり、肉や魚の下処理、仕上げに使います。小ビンに入ったいわゆる卓上タイプのものが、使いやすいサイズ感です。
胡椒の種類は、料理のアクセントとして活躍する「ブラックペッパー」が家庭では一般的。ほかにも控えめな香りとピリッした辛さが特徴の「ホワイトペッパー」にも注目です。
さらに「ホール」「粗挽き」「パウダー」の3タイプが胡椒にはあり、料理初心者にはあらゆる料理に使えるパウダータイプがまずはおすすめ。ただしスパイスが利いた肉料理やカルボナーラに使うブラックペッパーには、粗挽きタイプを使うことが多いです。
醤油
醤油の基本は「濃口醤油」
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みりん
料理に慣れるまでは「みりん風調味料」で節約しよう
みりんには甘味や旨味を加えるほかに、臭み消し・照り出し・煮崩れ防止などの効果があります。さらに「本みりん」「みりん風調味料」の2タイプがあり、料理初心者の場合は、まずは価格も安いみりん風調味料で料理を練習しましょう。
みりん風調味料は甘味が強いの対し、本みりんはアルコール分が高いので、甘味だけでなく照り出し・煮崩れ防止の効果をより期待できます。ちなみに本みりんは酒に分類されるため、未成年は購入できません。
料理酒
「料理酒」は料理をするうえで外せない調味料
料理酒には、料理に旨味やコクをプラスし、肉や魚の臭み消し・柔らかくするなどの効果があります。多くのレシピで使用するので、料理酒は500ml~1Lの容量のものを1本購入しておくと安心でしょう。
また本みりんもアルコール分が多いため、料理酒の代用になると思われがちです。しかし本みりんは甘味がメインであるのに対し、料理酒には塩分が含まれるため、確実に区別していかないと料理の仕上がりが大きく変わります。
酢
まずは使いきれる500ml程度の少量サイズを
酢にはさまざまな種類がありますが、まずは「穀物酢」「米酢」があれば、酢の物や酢豚などの大抵の料理が美味しく作れるでしょう。ほかにも、まろやかな酸味と芳醇な味わいが特徴の「黒酢」や、フルーティーな酸味が特徴の「リンゴ酢」も定番です。
酢は開封後に冷蔵庫で保存すれば、1年近く長期保存可能なものがあります。しかし酢は使用頻度が少ない調味料なので、料理初心者のうちは、できるだけ小ビンに入った500ml程度の酢を購入するのがベターです。
味噌
迷ったならリーズナブルな出汁入りタイプの味噌を買おう
味噌には地域性があり、また各家庭ごとにも使用している味噌の種類は異なります。ざっくりですが関東・東北・北海道では「米味噌」、東海では「豆味噌」、関西では「白味噌」、九州では「麦味噌」が使われることが多いです。
しかし、たとえば味噌煮込みであればコクがある豆味噌を、西京漬けれあれば甘味がある白味噌を使うなど、料理によっては使う味噌の種類を選んだほうがいいものがあります。また日頃は味噌汁でしか味噌を使用しない人は、出汁入りタイプの味噌に注目。すでに出汁の風味が味噌に添加されているので、別に出汁を購入する手間を省けます。
食用油
まずはクセが少なく低価格のキャノーラ油がおすすめ
よく耳にする食用油の代表格であるサラダ油とは、菜種(キャノーラ)、ごま、とうもろこしなど、植物を原料とした食用油の総称です。炒め物や揚げ物をする際に油は必須ですので、料理初心者のうちは価格が安いものを選びましょう。
健康が気になる人は、香りのいいエクストラバージンオリーブオイルがおすすめ。ただし和食には少し不向きで、価格も少々高めです。
ケチャップ・マヨネーズ
あると便利な調味料の代表格
マヨネーズとケチャップがあれば、作れる料理の幅が大きく広がるでしょう。たとえばケチャップがあればナポリタン・オムライス、マヨネーズがあればポテトサラダ・エビマヨが作れます。
ほかにもマヨネーズであれば生野菜にかけたり、唐揚げの横に添えてみたりと、案外使い道はいっぱいです。まずは少量サイズでいいので、ぜひ購入をおすすめします。キューピーやカゴメなど、よく耳にするメーカーの商品を選べば安心ですね。
小麦粉
揚げ物やお好み焼きには必須の薄力粉
小麦粉には「薄力粉」「中力粉」「強力粉」とありますが、料理やお菓子作りで使用するのは薄力粉です。中力粉や強力粉は、主にパンや麺を作るときに使用します。
小麦粉は冷暗所での保存がおすすめですが、保存状態が悪いとカビやダニが発生することも。できる限り早めに使い切りたいので、料理初心者のうちは500g以下の少量サイズがおすすめです。
片栗粉
揚げ物や中華で大活躍の片栗粉
主に唐揚げの衣や出汁にとろみをつけるときに使います。料理初心者のうちや一人暮らしの場合は、まずは200g程度のサイズの片栗粉を購入しましよう。
片栗粉は開封後は冷蔵庫で保存し、3ヶ月以内で使い切っててください。常温で保存すると、カビやダニが発生することがあります。
麺つゆ
和食で大活躍の万能調味料
麺つゆは「出汁」「醤油」「砂糖」などの調味料がバランスよく配合されているので、ほかに調味料を加えなくても味が決まります。最近では麺つゆを使ったレシピがネット上を中心に広がっているため、とくに料理初心者の人は必見です。
また麺つゆは2倍濃縮・3倍濃縮とあり、薄めて使用します。どんな料理を作るかにもよりますが、思ったほど消費しない場合もあるので、まずは500ml程度のものを購入しましょう。
和風だしの素・鶏ガラスープの素・コンソメの素
味噌汁・スープなど味の決め手に必須
たとえば和食を作りたいときに、レシピに「出汁1カップ」と書かれていたら、水1カップに和風だしの素を適量入れて使います。ほかにも基本的には、中華であれば鶏ガラスープの素、洋食であればコンソメの素を使用しましょう。コンソメにはキューブタイプと固形タイプがありますが、量を調整しやすい顆粒タイプが料理初心者にはおすすめです。
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おわりに
たとえば醤油にもさまざまな種類があり、選ぶ種類をうっかり間違えてしまうと、料理が思った通りの味にならないなんてことがあります。これから料理を始めようとする人にとっては、なかなか難しい話だったでしょう。
本記事では、料理を始めていきなり躓かないよう要点だけをまとめてみました。調味料について今はまだ曖昧な部分でも、きっと料理を繰り返し練習していくなかで、自ずと理解が深まってくると思います。ぜひいろいろな調味料を試しながら、楽しく料理にチャレンジし続けてみてください。
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