和食のテクニックも使った簡単で美味しい酢の物
今回は、中華料理屋さんの定番「クラゲの酢の物」の作り方をご紹介。多くの場合、クラゲは塩抜きして戻さなければ使えません。この記事では、それらのやり方を詳しく解説するのと同時に、味がぼやけない酢の物を作る際のテクニックについてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
・クラゲの戻し方を覚えよう!
・味がぼやけない酢の物の作り方を覚えよう!
「中華くらげのサラダ」を作ったネ✨
とってもコリコリで美味しかったヨ🤤
また食べたいネ🐹#おうちごはん pic.twitter.com/hydq8m90qI
— キンクマ主夫@料理家ハムスター (@kinkumashuhu) August 28, 2024
お料理開始 Let’s Cooking!!
クラゲの塩抜きは丁寧に
まずはクラゲの塩抜きします。ボウルにたっぷりの水を張り、その中で全体をしっかり揉むように洗いましょう。この工程を水を入れ替えながら、5回ほど繰り返します。
それから再びたっぷり水を張り、15分ごとに水を入れ替え、計1時間塩抜きしましょう。ただしクラゲの塩抜き方法はたくさんあり、クラゲの種類によってもやり方が違うことがあるので、まずはパッケージに書かれているやり方を優先で採用してください。
軽い湯通しでミョウバン臭を消す
60~70℃のお湯にクラゲを入れて軽く全体を混ぜ、10秒ほどすぐにザルにあげて冷水に落としましょう。クラゲはミョウバン臭がするので、湯通しすることで臭いを和らげます。ただし湯の温度が高かったり、長時間お湯に浸けていると、クラゲはすぐに固くなるので注意してください。
具材を切る
酢の物に混ぜる具材を切っていきましょう。きゅうりはイボを包丁の背で落として洗い、細切りにします。ほかにハムも細切りにし、今回は使っていませんが、湯通ししたキクラゲを細切りにして入れるのもおすすめです。
合わせ酢作って「酢洗い」する
酢・濃口醤油・砂糖・塩・ごま油を混ぜ、合わせ酢を作ります。そして、しっかり強めに絞ったクラゲに、合わせ酢の1/3をかけて全体を揉み、一度ザルにあげて水気を切ります。これは「酢洗い」という和食のテクニックで、余分な水分を洗い流して、味がぼやけるのを防ぎます。
仕上げ
残りの合わせ酢をかけ、具材と白ごまを入れて混ぜ合わせたら完成です。
完成 It’s ready to eat!!
ぷるぷるしていて、とっても美味しそうですね。
それでは早速食べてみましょう!
モグモグモグ……
やっぱりクラゲのコリコリ食感がたまりません。もちろん塩抜きもばっちりだし、加工品特有の嫌な香りもないですね。
甘酢もよく利いていて、これなら子どもでも大好きな味だと思います。とっても簡単に作れるので、ぜひみなさんも作ってみてください。
レシピ Recipe!!
<材料>4人分
クラゲ・・・・・・・100g
きゅうり・・・・・・1/3本(細切り)
ハム・・・・・・・・2枚(細切り)
(A)酢・・・・・・・・・大さじ2強
(A)濃口醤油・・・・・・大さじ1.5
(A)砂糖・・・・・・・・大さじ1.5
(A)塩・・・・・・・・・小さじ1/4
(A)ごま油・・・・・・・小さじ1
白ごま・・・・・・・適量
下準備など
- クラゲは基本的にはパッケージに載っている塩抜きのやり方を優先してください。
手順
1,クラゲを塩抜きする。
2,60~70℃の湯でクラゲを10秒ほど湯通しし、すぐにザルにあげて冷水に落とす。
3,ザルにあげ、水気をしっかり絞る。
4,(A)をボウルに合わせて甘酢を作り、甘酢の約1/3の量を(3)に和える。ザルにあげ、水気を切る。
5,残りの甘酢と具材、白ごまを混ぜ合わせる。
お手数ですが、
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